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呼称を変えると何が変わるの?「児童ポルノではなく【児童性虐待記録物】と呼んでください。」

「児童ポルノではなく【児童性虐待記録物】と呼んでください。」に署名しました。の続きというか、ちょっとゆるめにわかりやすく書いてみようかなと思ったので。
今回はなるべく難しい表現は避けてゆるめに思うところを書いていこうかなと。
児童ポルノではなく【児童性虐待記録物】と呼んでください。

1.現状の「児童ポルノ」という言葉のひとり歩き
2.これで子供は救えるのか
3.それでも創作物は悪影響じゃないのか
4.本当に研究してほしいこと
5.呼び方を変えて何が変わるのか

みたいな感じで書いてみます。

厳密な条文や現在議論されてる内容の詳細を知りたい方は前記事でも読んでやってください。

1.現状の「児童ポルノ」という言葉のひとり歩き
「ポルノ」って聞いて、あなたは何を想像しますか?
多くの人はこの言葉から、「猥褻な画像や映像」を想像すると思います。エロいもの。
でも、法律上にはもうちょっと厳密に規定されてます。ただ、この規定が、「猥褻物」の判断基準から持ってきてる部分が大きいと思うんですね。
だから、「児童ポルノ」って聞くと「子供を対象としたエロいもの」を思い浮かべてしまう。
確かに被写体の児童が何をされてるのかわからないまま作られた「児童ポルノ」は許しがたいものだけど、「じゃあ水着はどうなんだ」とか「1歳児の裸で興奮するのか」みたいなよくわからない議論になっちゃってますね。
単純所持規定が入ると、自分の子供とプールに行った時の記念写真が「児童ポルノ」になっちゃうかもしれません。それで興奮する人がいるから、って理由で。このへんおかしいですね。
誰の家にもきっと、自前のアルバムや卒業アルバムあると思います。
そこに水着の写真や、0歳、1歳の頃の半裸でプール入ってる写真とかあったらそれが「ポルノ」呼ばわりされちゃうのって怖くないですか?
僕は怖いです。
だからこそ、「虐待の記録」と規定し直すことで、余計な心配しなくて良くなって、逆に「ホントの被害者」に向き合うことができると思います。
まぁ、そのためには条文の「ポルノ」の定義を直すことも必要になってくると思いますけど。

2.これで子供は救えるのか
呼称変更だけで救えるってのは難しいと思います。
ただ、呼称変更によって、本来の法律の機能を取り戻せると思います。
本来の機能、つまり虐待を受けた児童の救済と保護ですね。
で、今現在、このホントの虐待にあっている児童に向かっていない議論や力を、ホントの虐待にあっている児童にだけ向けることができるようになります。
結果、分散してる力が本来の方向に集中して、今までよりは多くの被害者を救う方向に向かい、少しずつだろうけど、ホントの虐待を見つけて、被害者を助けて、加害者を罰して、被害者のケアをして、っていう本来あるべき方向に迎えると思います。
つまり今まで分散してた力を本来の方向に向かわせられる可能性が高いってことですね。
ちなみに前記事でも書きましたが、児童に対する性的虐待の多くは家庭内で起きています。近親者によるものです。だから見つけにくいし、見つかりにくいし、訴えにくいです。このあたり、議論がまともな方向に向かえば制度の整備によって改善される余地がありますね。
一昔前、強姦被害にあった女性が警察に被害届を出すと、男性の警察官に事細かに説明や証拠提示を求められ、公判の際にもこういった証言をしなきゃいけない時代がありました。
これをセカンドレイプと言います。
現在までにこういった時に女性の警官が取り調べに当たるとか、公判の時に被害者の顔や声を出さなくて良いといった配慮が、少しずつですが進んできました。
しかしこういった問題は非常に繊細なものなので、それでもやはり行き届かないところはあるし、泣き寝入りするしかない被害者も多いです。
それでも、少しずつこういった配慮が進んできたのです。
呼称を変えるだけで全てが変わる可能性は薄いでしょうが、もしかしたらこういうことを考え、議論し、進めていくきっかけにできるかもしれません。

3.それでも創作物は悪影響じゃないのか
難しいですね。
難しいからこそ、なくすんじゃなくて話し合うのが重要じゃないですかね?
確かに一部には非常に過激な描写を含む漫画やアニメ、ゲームがあるのも知っています。
それらを嫌悪する人がいるのも知っています。
でも、現実じゃないですよね。「フィクション」です。
だから、いいものも悪いものもあるこの世界で、何が良くて何が悪いのかの判断材料にしませんか?
僕にだって見たくないものがありますし、嫌悪する分野もありますよ。ただ、個人の趣味趣向は規制すべきじゃないと思います。
子供に見せたくないものがあるのもわかります。だから、それは被害者を守るこの法律じゃなくて、猥褻物規制や青少年健全育成条例なんかでやるべきことです。
ホントの虐待と、嫌悪感を覚える表現物をごっちゃにしないでください。
ホントの被害者は、声を上げることもできなくて一人で苦しんでるんです。現実のこの世界で。
嫌悪感を覚える表現には、あなたが近づかないことで大部分避けられます。それでもたまには遭遇してしまうかもしれませんが。
しかし、その時の嫌悪感は現実に被害を受けている児童の苦しみとは次元が違うものだと思います。
嫌なものを見た時と、自分が現実に被害にあった時、比べてみてください。全く次元が違うものじゃないですか?
だからこそ、この法律を、嫌悪感を感じるものや見たくないものを排除する道具にしないで欲しいのです。
現実問題としてゾーニングは必要でしょうし、他人の名誉を残ったり侮辱する表現は責任を取らされることになるでしょうが、それは少なくとも児童ポルノ法でやることじゃないです。
僕は、おぞましい表現が全くなくなってしまったら、何がおぞましいか判断ができなくなると思います。
おぞましい表現、嫌悪感を覚える表現をがある創作物に出会った時、それの何が良くないのか、どうして良くないのか、話しあう材料にしたほうが、より強い人間になれると思います。
この世界が無菌室のように、健全なものしかなくなったとき、人間は非常に弱くなってしまうんじゃないでしょうか。
実際に今、虐待を受けている、ひどい扱いを受けている子どもたちに対して、想像も同情も共感もできない、無菌室で育った人間たち、少なくとも僕はそんな人間にはなりたくないと思います。

4.本当に研究してほしいこと
いわゆる準児童ポルノが犯罪的要因を誘発する、なんてことは否定されてます。判決でも研究でも。
だから、児童ポルノに類する漫画等(この表現もすでに破綻していると思いますが)が人に与える影響と犯罪傾向との関係の研究なんてしても意味がないのです。
だって、悪魔の証明ですから。「関係が全くない証拠を出せ」って言われても、出せないでしょう。
それよりは、被害児童の環境、被害の実態、被害の経緯、加害者の状況、被害児童の保護方法、保護された後のケア、いかにして隠れた被害を見つけてあげられるか、被害児童に救いの手を知らせられるか、実際に救うことができるか、その後の被害者の人生においてその虐待が足かせにならない方法はあるか、少しでも心的負担を減らしてあげられる方法はないのか、そういったことを研究してほしいと僕は思います。
創作物と犯罪の関係性なんてのは、誰もが納得がいく結果なんてありえない。関係あるとしたい人もいるし、関係ないとしたい人もいる。影響されて犯罪に走る人もいるかもしれないけど、その人がなんの影響で犯罪を犯したのかは結局わからないし、影響がなくても犯罪を犯したかもしれません。
そう、結局「かもしれない」にしかならないんですよ。どっちに転んでも。
だから、現実の被害者のために、少しでもしてあげられることを研究して、考えて、議論して、色々試行錯誤して。そのほうがよほど有効だと思いませんか?
僕はそのほうが比べ物にならないほど役に立つことだと思います。

5.呼び方を変えて何が変わるのか
難しいですね。少なくともすぐに何かが変わるわけじゃないと思います。
ただ、目指すべき方向が明確になれば、今までのような「どこまでセーフ・どっからアウト」みたいな不毛な議論は、少なくともこの法律についてはされなくなるでしょう。
で、目指すべき方向がわかってれば議論のリソースも、いろんな制度の整備も、ちゃんと「被害児童の救済・保護」のために使われるようになるんじゃないかなと思います。
もしかしたら、呼称が変わったらこの法律が見向きされなくなって、青少年健全育成法(だっけ?もうじき法案が出るとかいう)に議論が集中するかもしれないですけど。
でもですね、その法律が立法趣旨にちゃんと則ったものであることにはそれはそれで意味があるんです。
法律がおかしなことを言い出したら、恣意的な運用によって冤罪や、いきなりの逮捕があるかもしれません。逆に、形骸化して、誰も法律を守ろうとしなくなるかもしれません。
「児童ポルノ」って言葉が安易に用いられて、面白半分に「セーフ・アウト」って言ってるような今の状況よりはマシになると思います。
うまく行けば、呼称が変わって、「ポルノ」の定義も「性虐待記録物」にふさわしい定義になって、それをちゃんと機能させられるように運用の議論がされて、数年後、数十年後には、被害者が減って、被害を受けたらすぐに安心して救いを求められるような環境ができるかもしれません。
ぶっちゃけるとそこまで期待はしてないですが、今のままでは可能性はほぼゼロです。だって、もう数年以上、「アウト・セーフ」の議論ばっかりしてるんだもん。
だから、その可能性を少ないかもしれないけど、少しでも作れるように。
そう思っています。

+α
単純所持規制が入るって話があります。
せめて「児童ポルノ」の呼称が変わって、「児童に対する性的虐待の記録物」として定義が明らかになって、それからなら話はまだわかります。
でも、今のまま、児童は18歳以下、で「ポルノ」の定義が立法側の議員さんたちですら意見がわかれている今、導入するのは児童保護の観点からは意味がなく、国民にとっては冤罪の温床となりまねません。
逆に形骸化して遵法意識の低下を招く可能性も同じように高いです。
で、こちらで署名を募っていますのでもしよろしければこちらにも。
児童買春・児童ポルノ禁止法改正問題に関して、拙速を避け、 極めて慎重な取り扱いを求める請願(名も無き市民の会)

最後になってしまいましたが、今虐待に苦しんでいる人、過去に苦しんだ経験のある人がもしこの記事を見ているなら。
ほんとに辛い境遇で、今まで生きてきたこと、それだけで僕はあなたを尊敬します。
僕にできることは殆ど無いし、こんなくだらない世の中で、ほんとに申し訳ないけど、どうか投げやりにならないで。
自分を大切に。
その環境を生き抜いていることが、世の中の多くの人には想像もつかない苦しみだったと思う。
この世に絶望しないで。絶対助けられるなんて無責任なことも言えないけど、助けを求められる方法はきっとあるから。
痛みを分かち合える人もきっといるから。
どうか諦めないで、自分にできること、自分の回りにいる人、助けてくれる人、助けてくれるもの、痛みを分かち合える人を探してみて。
無理はしないで。耐えられない時は声を上げて。

追記
この記事の一部または全部を拡散なり宣伝なりに使ってくれても全然よいです。
もちろん同意権じゃない方もいらっしゃると思いますが、呼称と定義の見直しは必須だと思うので。

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