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OSS界隈とコーデックの諸問題(livdvdcssとかlivdvdcssとかlibdvdcssとか

LMDE入れてからLinux Mintのこと調べてたらちょっと気になる記述があったのでいろいろ調べてみました。
私見なとこは間違いもあるかもなので全面的に信用はしないでくださいw
Linux Mint

No codecsと示されているDVDイメージ以外は、特許で保護されているコーデックやDVDのCSSを回避するlibdvdcssを含んでいる。日本国内での配布は、特許法や不正競争防止法に抵触するので注意が必要である。かつては国内の複数のミラーサーバがLinux Mintを提供していたが、これを理由に2012年3月1日にJAISTのサーバが一旦提供を中止したのを皮切りに、すべてのミラーサーバがLinux Mintの提供を中止している。しかし2013年5月から、JAISTはlibdvdcssなどを含んでいないNo codecs版のイメージに限って提供を再開した。この時からLinux MintおよびLMDEのパッケージのミラーも日本国内で唯一再開している。


そういやMintはマルチメディア系に強かった。Debianは(俺が使ってた)後半、再生できないファイル多くなってたし。
Ubuntuは(俺が使ってたとき8.x〜10.xくらい?)にはデフォルトでコーデック入ってなくて、Totemでなんか再生しようとすると「Nonfreeなコーデック入れますか?」みたいに聞かれてたと思う。

2011後半くらいからなんか忙しくなって色々追えてなかったんだけど、その間にいくつか法律が変わったりもしてる。

・さてさて、コーデックに関しては、たくさんありすぎて調べられないw

ただ、ファイル形式に応じて世界のどっかの企業が特許を主張していて、実際訴訟問題にもなってる。
例えばmp3というフォーマットと特許・著作権
米連邦地裁、モトローラのH.264関連特許クレーム13項目を無効と判断。対MS訴訟で
たしかogg規格は完全にオープンでフリーだったと思いますが。
ぶっちゃけ動画・音楽に関するすべてのコーデック規格を調べるのは至難の業なので、割愛します(ぉ

・さて、一番気になったのはlibdvdcss2
Linux上でDVD再生するには必須と言えるこのライブラリ、何が何故問題なのか?を調べて考えてみましょう。
小難しい話になるので結論から先に言えば
・libdbvdcssを使用してDVDを視聴するのは○
・libdvdcssを使用してDVDをリッピング(複製)するのは☓(罰則なし)
・livdvdcssを入手するのは○
・libdvdcssを配布するのは☓
ということになる。今現在の日本国内では。
さらには、VLC(マルチメディアプレイヤー)はlibdvdcssを内蔵しているので、これも同じ扱いになるはず。
VLCメディアプレーヤー

内蔵されているのはFFmpegプロジェクトのlibavcodecコーデックライブラリである。暗号化されたDVD-Videoの再生を扱うためには、libdvdcssDVD暗号復文ライブラリを用いている。



よかったですね。Linux上で市販の(CSSによって保護された)DVDを「視聴すること」は問題ありません。「複製すること」は完全にアウトです。まぁこれはWindowsでもそうですが。

なんでダメなものが出るんでしょうね?
それは著作権法と不正競争防止法がからんでました。

・まずは著作権法から行ってみましょう。
著作権法

二 技術的保護手段の回避(第2条第1項第20号に規定する信号の除去若しくは改変(記録又は送信の方式の変換に伴う技術的な制約による除去又は改変を除く。)を行うこと又は同号に規定する特定の変換を必要とするよう変換された著作物、実演、レコード若しくは放送若しくは有線放送に係る音若しくは影像の復元(著作権等を有する者の意思に基づいて行われるものを除く。)を行うことにより、当該技術的保護手段によつて防止される行為を可能とし、又は当該技術的保護手段によつて抑止される行為の結果に障害を生じないようにすることをいう。第120条の2第1号及び第2号において同じ。)により可能となり、又はその結果に障害が生じないようになつた複製を、その事実を知りながら行う場合


ここが問題箇所ですね。
アレです。違法DL禁止法、って呼ばれてたアレです。
市販DVDには多くの場合、CSSを用いた暗号化がなされています。これを回避するのがlivdvdcssなわけですが、これは「技術的保護手段の回避」に当たります。
この条文、文言が長ったらしくて読みにくいですが、要は「技術的保護手段(CSSとかDRMとか)を回避して「複製する」ことを禁止にしています。
ここ重要です。
つまり、技術的保護手段を用いていない(CSS暗号化していない)DVDは「私的複製」の範囲内ならば複製することも可能。
技術的保護手段を用いている(CSS暗号化している)DVDはそれを「回避して複製すること」が違法となります。

ちなみにCSS暗号化していないDVDを複製して、ネット上に公開するとそれは「公衆送信権の侵害」という別の条項で違法です。あくまで「私的複製」の範囲内。
だから、CSS暗号化しているDVDを、「暗号化を回避しても複製しているわけではない」視聴行為は問題ないというわけですね。よかったです。
ちなみに罰則


第119条 著作権、出版権又は著作隣接権を侵害した者(第30条第1項(第102条第1項において準用する場合を含む。第3項において同じ。)に定める私的使用の目的をもつて自ら著作物若しくは実演等の複製を行つた者、第113条第3項の規定により著作権若しくは著作隣接権(同条第4項の規定により著作隣接権とみなされる権利を含む。第120条の2第3号において同じ。)を侵害する行為とみなされる行為を行つた者、第113条第5項の規定により著作権若しくは著作隣接権を侵害する行為とみなされる行為を行つた者又は次項第3号若しくは第4号に掲げる者を除く。)は、10年以下の懲役若しくは1000万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
(中略)
3 第30条第1項に定める私的使用の目的をもつて、有償著作物等(録音され、又は録画された著作物又は実演等(著作権又は著作隣接権の目的となつているものに限る。)であつて、有償で公衆に提供され、又は提示されているもの(その提供又は提示が著作権又は著作隣接権を侵害しないものに限る。)をいう。)の著作権又は著作隣接権を侵害する自動公衆送信(国外で行われる自動公衆送信であつて、国内で行われたとしたならば著作権又は著作隣接権の侵害となるべきものを含む。)を受信して行うデジタル方式の録音又は録画を、自らその事実を知りながら行つて著作権又は著作隣接権を侵害した者は、2年以下の懲役若しくは200万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。


つまり、CSSのかかったDVDを「複製すること」は30−1−2であって、罰則はなし。
「自動公衆送信であつて、国内で行われたとしたならば著作権又は著作隣接権の侵害となるべきものを含む。)を受信して行うデジタル方式の録音又は録画」が対象なので、「自分の持ってる(借りた)DVDの複製」は「受信して」にかからない。
(CSSがかかっててもかかってなくても)公衆送信した場合は「2年以下の懲役若しくは200万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。」にあたることになるようです。

追記
コメントにてご指摘いただきました。公衆送信権の侵害は119−1にかかるので「10年以下の懲役若しくは1000万円以下の罰金に処し、又はこれを併科」。

また、120条2−1

第120条の2 次の各号のいずれかに該当する者は、3年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
一 技術的保護手段の回避を行うことをその機能とする装置(当該装置の部品一式であつて容易に組み立てることができるものを含む。)若しくは技術的保護手段の回避を行うことをその機能とするプログラムの複製物を公衆に譲渡し、若しくは貸与し、公衆への譲渡若しくは貸与の目的をもつて製造し、輸入し、若しくは所持し、若しくは公衆の使用に供し、又は当該プログラムを公衆送信し、若しくは送信可能化する行為(当該装置又は当該プログラムが当該機能以外の機能を併せて有する場合にあつては、著作権等を侵害する行為を技術的保護手段の回避により可能とする用途に供するために行うものに限る。)をした者


ここも問題となります。
「(当該装置又は当該プログラムが当該機能以外の機能を併せて有する場合にあつては、著作権等を侵害する行為を技術的保護手段の回避により可能とする用途に供するために行うものに限る。)」とあるので、「市販DVDのアクセスコントロールを回避して視聴を可能にすることも機能の一つとして併せ持つ動画プレイヤー」が当てはまるかどうかは争う余地があるとは思います。(視聴が著作権侵害行為を可能とするといえるか、また「その用途に供するために行う」と言えるかどうか)
しかし著作権法上は「配布にかかる行為」は黒に近いグレーのように思います。(個人使用は公衆云々にかからないので問題となりません)
追記ここまで



libdvdcssそれ自体が(配布していると)「公衆の使用に供することを目的として設置されている自動複製機器」に当たるかもしれないな、とちょっと考えましたが、これに関しては「(複製の機能を有し、これに関する装置の全部又は主要な部分が自動化されている機器をいう。)」とあるので、当てはめるのは無理筋な解釈だと思います。

つかあいかわらず著作権法読みにくいw

・しかしながら、libdvdcssの配布については今度は不正競争防止法がからんできます。
なので不正競争防止法について行ってみましょう。

不正競争防止法改正のうち、技術的制限手段に関する改正内容について
不正競争防止法改正でコンテンツ保護回避装置の譲渡に刑罰
不正競争防止法
どうやら2011/12から施行されてたみたいですね。
問題となる条文を見てみましょう。

「この法律において、『技術的制限手段』とは、電磁的方法(電子的方法、磁気的方法その他の人の知覚によって認識することができない方法をいう。)により影像若しくは音の視聴若しくはプログラムの実行又は影像、音若しくはプログラムの記録を制限する手段であって、視聴等機器(影像若しくは音の視聴若しくはプログラムの実行又は影像、音若しくはプログラムの記録のために用いられる機器をいう。以下同じ。)が特定の反応をする信号を影像、音若しくはプログラムとともに記録媒体に記録し、若しくは送信する方式又は視聴等機器が特定の変換を必要とするよう影像、音若しくはプログラムを変換して記録媒体に記録し、若しくは送信する方式によるものをいう。」


元々の
不正競争防止法2条1項10号(ネットユーザー的には11も問題にはなるが論点重視のためあえて外しました)

「営業上用いられている技術的制限手段(他人が特定の者以外の者に映像若しくは音の視聴若しくはプログラムの実行又は影像、音若しくはプログラムの記録をさせないために用いているものを除く。)により制限されている影像若しくは音の視聴若しくはプログラムの実行又は影像、音若しくはプログラムの記録を当該技術的制限手段の効果を妨げることにより可能とする機能のみを有する装置(当該装置を組み込んだ機器を含む。)若しくは当該機能のみを有するプログラム(当該プログラムが他のプログラムと組み合わされたものを含む。)を記録した記録媒体若しくは記憶した機器を譲渡し、引き渡し、譲渡若しくは引渡しのために展示し、輸出し、若しくは輸入し、又は当該機能のみを有するプログラムを電気通信回線を通じて提供する行為」



「営業上用いられている技術的制限手段(他人が特定の者以外の者に映像若しくは音の視聴若しくはプログラムの実行又は影像、音若しくはプログラムの記録をさせないために用いているものを除く。)により制限されている影像若しくは音の視聴若しくはプログラムの実行又は影像、音若しくはプログラムの記録(以下この号において「影像の視聴等」という。)を当該技術的制限手段の効果を妨げることにより可能とする機能を有する装置(当該装置を組み込んだ機器及び当該装置の部品一式であって容易に組み立てることができるものを含む。)若しくは当該機能を有するプログラム(当該プログラムが他のプログラムと組み合わされたものを含む。)を記録した記録媒体若しくは記憶した機器を譲渡し、引き渡し、譲渡若しくは引渡しのために展示し、輸出し、若しくは輸入し、又は当該機能を有するプログラムを電気通信回線を通じて提供する行為(当該装置又は当該プログラムが当該機能以外の機能を併せて有する場合にあっては、影像の視聴等を当該技術的制限手段の効果を妨げることにより可能とする用途に供するために行うものに限る。)」


に変わりました。

どうもこれが時期的に考えてもlibdvdcssの「国内での配布」にかかってくるようです。
元々の条文ではいわゆる「のみ要件」として定められていたため、CSSのかかったDVDに関しては、「技術的保護手段によって保護されている」映像やら音声を「当該技術的制限手段の効果を妨げることにより可能とする機能のみを有する装置(当該装置を組み込んだ機器を含む。)若しくは当該機能のみを有するプログラム」となっていたため、libdvdcss自体、もしくはVLC自体もCSSがかかったDVDを暗号化解除して視聴すること「以外にも」用途があったためここに当てはまるとは言えなかったわけですね。
(libdvdcss単体ではグレーかもしれないが、libdvdcssもそれのみではそもそも再生できないので「効果を妨げる」には当てはまっても「可能にする」には当てはまらないと考えると)

しかし件の改正のおかげでこの「のみ要件」がはずされ、「当該技術的制限手段の効果を妨げることにより可能とする機能を有する装置(当該装置を組み込んだ機器及び当該装置の部品一式であって容易に組み立てることができるものを含む。)若しくは当該機能を有するプログラム(当該プログラムが他のプログラムと組み合わされたものを含む。)を記録した記録媒体」となったわけです。
これで「CSSを回避してDVDを視聴する機能が入ったプログラム」は配布できなくなった、と考えるのが妥当でしょう。

しかしながら最後に「(当該装置又は当該プログラムが当該機能以外の機能を併せて有する場合にあっては、影像の視聴等を当該技術的制限手段の効果を妨げることにより可能とする用途に供するために行うものに限る。)」とあるので、ここについても一考の余地があります。
例えば「libdvdcssを用いることによって暗号化されたDVDの暗号化を解除して視聴可能にすることも機能として入っているが、暗号化されていないDVDも当然再生できるし、TV録画した動画ファイルも再生できるプログラム」はどうでしょう?
溢れてますね。VLCとかTotemとかSMplayerとかMPCとか。
後半部分を「動画再生をCSS回避してDVD視聴を可能とするために配布(譲渡)するものに限る」
うーむ。。。どうやらダメそうですね。

19条に適用除外規定がありますが

七  第二条第一項第十号及び第十一号に掲げる不正競争 技術的制限手段の試験又は研究のために用いられる第二条第一項第十号及び第十一号に規定する装置若しくはこれらの号に規定するプログラムを記録した記録媒体若しくは記憶した機器を譲渡し、引き渡し、譲渡若しくは引渡しのために展示し、輸出し、若しくは輸入し、又は当該プログラムを電気通信回線を通じて提供する行為


「試験または研究のため」は成立しづらいと思いますね。(言い張ることができなくもないかもしれない)
ちなみにこの条項についての罰則ですが

2  次の各号のいずれかに該当する者は、五年以下の懲役若しくは五百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
四  不正の利益を得る目的で、又は営業上技術的制限手段を用いている者に損害を加える目的で、第二条第一項第十号又は第十一号に掲げる不正競争を行った者


ここに当てはまらないならば「違法だが罰則なし」という、「CSSのかかったDVDの私的複製」と同じ状態になるのだが?
個人的な意見を言わせてもらうと、libdvdcss+VLCによって「自分が買った(レンタルした)DVDを自分のPCで視聴する」ためのプログラムならば「損害を与える目的」とは言えないと思ったのだがそうでもないようだ。

不正競争防止法改正でコンテンツ保護回避装置の譲渡に刑罰によると

 具体的には、まず「不正の利益を得る目的」とは、必ずしも自分が利益を得る目的に限られず、第三者に不当な利益を得させる目的も含まれると一般に解されている。この点、法文上同じ文言が用いられている不競法21条1項1号についても、「不正の利益を得る目的」とは、公序良俗又は信義則に反する形での不当な利益を図る目的のことをいい、自ら不正の利益を得る目的のみならず、第三者に不当な利益を得させる目的も含まれると解されているところである。


現役法律家が言うのだから俺の私見よりもよほど信頼が置けるだろう。
調べれば調べるほど残念な結果になってしまった。

すると、libdvdcssを含んだプレイヤーが入っているデストリビューションを「海外サーバーからTorrentで落とした場合」はどうだろうか?
もしかするとこれは(P2PでDLと同時にULも行っているのでこのULを譲渡と取られれば)違法となる可能性は高い。しかしながら個人レベルでP2PでOSSなソフト・OSを落とした時にそこに「故意」も「図利加害目的」も認められないのではないか?
そもそも「CSSを解除してDVDを視聴する」ためにLinuxデストリをDLという事態は考えにくい。が、「市販DVDが素の状態で見られる」デストリを「それと知って」「日本国内で」「P2Pで」落とすという行為は限りなく黒に近いと考えるのが妥当に見える。
またさらに、「市販DVDにCSSというプロテクトがかかっている」こと自体知らないと言った場合には「故意」も「結論図利加害目的」も認められないように思う。
ただしこれは解釈のしようでどうにでもなる、かなり「黒に近い」行為になるかと思う。

結論
・libdvdcssを含んだ状態でのプレイヤーを日本国内で配布することは絶望的。これ自体は著作権法にかかるわけではないが不正競争防止法にかかる可能性が非常に高い。
・コーデックを含まない形でプレイヤーのみを配布することはほとんどの場合で問題ないはず。
・よって(特許訴訟に巻き込まれないために企業が絡んでいる)コーデックやlibdvdcss(これもコーデックだがw)を同梱しない形でのデストリISO配布が(少なくとも日本国内では)一番安全。
・インストールしてから個人が(海外サーバーが望ましいが)個人でコーデック入れることも問題なし。
・そのコーデックで視聴はおk。CDはコピーガードかかってない(CCCDなにそれ)のでリッピングもおk。市販DVDは暗号化がかかってるかがポイントなので複製には注意。
・知らん間にテキトーな法改正してんじゃねぇよヴォケ!!

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980:No title
しかしながら最後に「(当該装置又は当該プログラムが当該機能以外の機能を併せて有する場合にあっては、影像の視聴等を当該技術的制限手段の効果を妨げることにより可能とする用途に供するために行うものに限る。)」
とあるので、ここについても一考の余地があります。----
については、libdvdcss単体ではなくlibdvdcss自体を実行モジュール内に取り込んで、他のアプリから使用できない状態という事ではないでしょうか。当該プログラムが当該機能以外の機能を併せて有する場合となり、動画再生をCSS回避してDVD視聴を可能とするために配布(譲渡)するものに限るとなります。他のアプリから使用できない状態であれば、複製するためには使用できないので、白でしょう。実際、現在のVLCにlibdvdcss単体はなくなりました(バージョン2.0.0より)。libdvdcss自体を実行モジュール内に取り込んだと思われます。従って、現在のVLCは解釈にもよりますが、白でしょう。配布(譲渡)できると思われます。

981:No title
stさん、どうもありがとうございます。
()内の限定条件をしっかり解釈すれば大丈夫そうですね。
「動画再生をCSS回避してDVD視聴を可能とするために配布(譲渡)するものに限る」とすれば確かに「CSS回避によるDVD視聴を可能にする目的の配布」以外(つまり通常の再生ソフト)は外れそうです。

スラドで経産省に問い合わせた方がいらっしゃるようです。
http://it.slashdot.jp/comments.pl?sid=553776&cid=2064208
CSS解除機能を含むDVDプレイヤーソフトを提供する場合は、回避手段にあたる点は必要条件を満たすが十分条件を満たしてはいない。個々の事例について良いか悪いかは司法の判断となる

司法の判断待ちという点はありますが、立法目的としてはやはり、stさんご指摘の()内の限定をつけることによって、意図的に「(VLC等では)十分条件を満たさない」状態にしているようですね。

さらにご指摘のプログラム側の対策(モジュール内取り込みとか、僕は全く知りませんでしたm(__)m)によって、よりこの「十分条件を満たさない」状態を明確に保って、違法性はかなり低くなっているように思います。
(しかしながら疑わしいものは配布しないという方針のデストリビューションも多々現れるのは仕方ないのですが・・・)

僕もちょっとこれでOSS系動画プレイヤーが国内で全滅してしまうのは理不尽だなぁ、と思っていたので、非常に心強い解釈をいただけてありがたいです。
勉強になりました。
1004:
つっこみたいところは多々あるけど
「(CSSがかかっててもかかってなくても)公衆送信した場合は「2年以下の懲役若しくは200万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。」にあたることになるようです。」
この部分だけは看過できないから指摘。公衆送信権侵害は119条1項の通り10年以下の懲役または一千万以下の罰金です。119条3項は同時期に創設された違法ダウンロードの刑事罰です。「受信してじゃない」以前に気づいてください。条文の読み方は難しいとはいえ日本語ですよ。
著作権法120条の2にもプロテクト回避装置の譲渡に関する罪があります。これにも触れて欲しかったところです。不正競争防止法より罰則は小さいですが、「不正な利益を得る目的」に限定していないので無料配布も罪になりえますし、譲渡だけでなく製造も含まれます。
1005:Re: タイトルなし
ご指摘ありがとうございます。しっかり条文読めてなくてすみません。

ご指摘いただいた部分を修正しておきます。
著作権法120条の2では 「アクセスコントロールを回避してDVDを視聴することもできる動画プレイヤー」に関しては適用されるんですかね?
「(当該装置又は当該プログラムが当該機能以外の機能を併せて有する場合にあつては、著作権等を侵害する行為を技術的保護手段の回避により可能とする用途に供するために行うものに限る。)」の部分の解釈次第であって、グレーじゃないかと考えています。

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