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Mikutterで始めるておくれ最新Ruby(rbenv on LMDE)

Linux Mint Debian Editionで最新のRubyを入れてMikutterを動かそうのコーナー!!
DebianベースのためかデフォルトのRubyは1.9.3とちと古めなLMDEにrbenv入れてRuby2.1を入れてMikutter3.0α3を動かしてみたまでのメモ。

参考
rbenvとruby-buildでRuby環境を最新に保つのんなー
Rubyのインストール
rbenv で Ruby を Debian にインストール
rbenvとは複数の Ruby を管理することができるツール。
なのでこれ使えばソースコードから最新引っ張ってきてmake installしたあとで依存関係がアレなことになって何かしらのアプリがアレな事になる危険を減らして最新のRuby環境を構築できます。
別に1.9.3でもMikutterの最新α3は動いているので、特に必要はないんだけど、1.9だからのエラー?かも?なことが少々あったり、作者のtoshi_a氏が


などとのたまわっておりなんだか悔しいので何とかしてみました。

実行環境はLMDE 201403 x64 とりあえずCinnamon。リポジトリ追加とかで行けないかなーと思ったけどどーもうまく行かなかったのでrbenv使ってみることにしました。
たぶんUbuntuならリポジトリあると思う。たぶん。

・rubygems入れてみよー
まずはrubygems

$ sudo apt-get install rubygems
[sudo] password for tmin:
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています
状態情報を読み取っています... 完了
以下の特別パッケージがインストールされます:
ruby1.8
提案パッケージ:
ruby1.8-examples ri1.8 ruby-switch
推奨パッケージ:
ruby1.8-dev
以下のパッケージが新たにインストールされます:
ruby1.8 rubygems
アップグレード: 0 個、新規インストール: 2 個、削除: 0 個、保留: 0 個。
(以下略


$ bundle install
Could not locate Gemfile


ダメじゃん。
というわけでバージョン確認したり設定ファイル持ってきたり。

$ gem -v
1.8.23
$ sudo gem install bundler
Successfully installed bundler-1.6.2
1 gem installed
Installing ri documentation for bundler-1.6.2...
Installing RDoc documentation for bundler-1.6.2...
$ bundle init
Writing new Gemfile to /home/tmin/Gemfile
$ bundle install
The Gemfile specifies no dependencies
Resolving dependencies...
Your bundle is complete!
Use `bundle show [gemname]` to see where a bundled gem is installed.


これでgem installが使えるようになる・・・はず。

・rbenv入れてRuby2.1使えるよ−にしてみよー
rbenv自体はフツーにリポジトリに上がっているのでaptで入れられます。

$ sudo apt-get install rbenv
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています
状態情報を読み取っています... 完了
以下のパッケージが新たにインストールされます:
rbenv


rbenv 単体では Ruby をインストールする機能がないらしいので,ruby-build をインストールしてみます。

$ mkdir -p ~/.rbenv/plugins
$ cd ~/.rbenv/plugins
~/.rbenv/plugins $ git clone git://github.com/sstephenson/ruby-build.git
Cloning into 'ruby-build'...
remote: Reusing existing pack: 3312, done.
remote: Counting objects: 6, done.
remote: Compressing objects: 100% (5/5), done.
remote: Total 3318 (delta 0), reused 0 (delta 0)
Receiving objects: 100% (3318/3318), 560.20 KiB | 430.00 KiB/s, done.
Resolving deltas: 100% (1569/1569), done.
Checking connectivity... done.



さてここから本番。

$ rbenv install
Usage: rbenv install [-f] [-kvp]
rbenv install [-f] [-kvp]
rbenv install -l|--list

-l/--list List all available versions
-f/--force Install even if the version appears to be installed already
-s/--skip-existing Skip if the version appears to be installed already

ruby-build options:

-k/--keep Keep source tree in $RBENV_BUILD_ROOT after installation
(defaults to $RBENV_ROOT/sources)
-v/--verbose Verbose mode: print compilation status to stdout
-p/--patch Apply a patch from stdin before building

For detailed information on installing Ruby versions with
ruby-build, including a list of environment variables for adjusting
compilation, see: https://github.com/sstephenson/ruby-build#usage



と操作方法が出てきてくれたりするので、これを見ながらまずは-lつけてインストールできるRubyのバージョンを確認。

$ rbenv install -l


ずらっと出てきますが、今回はこの記事書いてる現在最新なんですか?の2.1.2を導入してみましょう。

$ rbenv install 2.1.2
Downloading ruby-2.1.2.tar.gz...
-> http://dqw8nmjcqpjn7.cloudfront.net/a5b5c83565f8bd954ee522bd287d2ca1
Installing ruby-2.1.2...
Installed ruby-2.1.2 to /home/tmin/.rbenv/versions/2.1.2


ちょっと時間かかるけどまってるとDLからコンパイル、インストールしてくれます。
このあとパスがうまく通らなくて何度か試行錯誤したけれど。
結果うまく行ったのはこれ

$ export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"
$ eval "$(rbenv init -)"


パスが通っているか確認。

$ echo $PATH
/home/tmin/.rbenv/shims:/home/tmin/.rbenv/bin:/usr/local/bin:/usr/bin:/bin:/usr/local/games:/usr/games


rbenvでシステムデフォルトのRubyのバージョン指定?

$ rbenv rehash
$ rbenv global 2.1.2
$ hash -r


シェルにログインしなおしたりしてみたりする。

$ exec $SHELL -l



確認

$ rbenv versions
system
* 2.1.2 (set by /home/tmin/.rbenv/version)
$ ruby -v
ruby 2.1.2p95 (2014-05-08 revision 45877) [x86_64-linux]


バージョンがさっきrbenvでインストールしたバージョンになってればおっけー。

・じゃあMikutter起動してみよー

$ ./mikutter.rb
Could not find gem 'oauth (~> 0.4) ruby' in the gems available on this machine.
Run `bundle install` to install missing gems.


あるぇー?エラーはいた上にMikutter上でRubyのバージョン確認してみると1.9.3になってるぞー?
Alt+xでRubyコマンド実行モードが動くのでこれで確認。

mikutter console.
下にRubyコードを入力して、Ctrl+Enterを押すと、ここに実行結果が表示されます
>>> RUBY_VERSION
"1.9.3"



おっかしーなー。
じゃあこれでどーだ。

$ ruby mikutter.rb
/home/tmin/.rbenv/versions/2.1.2/lib/ruby/2.1.0/rubygems/core_ext/kernel_require.rb:55:in `require': cannot load such file -- gtk2 (LoadError)
(以下略)


起動コケタでござる。
落ち着いてエラーはいたと思われるあたりを入れてみましょう。
まずはoauth。これはエラー吐きつつも起動していたのでアレですけど。

$ gem install oauth
Fetching: oauth-0.4.7.gem (100%)
Successfully installed oauth-0.4.7
Parsing documentation for oauth-0.4.7
Installing ri documentation for oauth-0.4.7
Done installing documentation for oauth after 0 seconds
1 gem installed


さて、起動コケたネックとなったであろうgtk2。

$ gem install gtk2
Fetching: pkg-config-1.1.5.gem (100%)
Successfully installed pkg-config-1.1.5
Fetching: glib2-2.2.0.gem (100%)
Building native extensions. This could take a while...
Successfully installed glib2-2.2.0
Fetching: atk-2.2.0.gem (100%)
Building native extensions. This could take a while...
Successfully installed atk-2.2.0
Fetching: cairo-1.12.9.gem (100%)
Building native extensions. This could take a while...
Successfully installed cairo-1.12.9
Fetching: pango-2.2.0.gem (100%)
Building native extensions. This could take a while...
Successfully installed pango-2.2.0
Fetching: gdk_pixbuf2-2.2.0.gem (100%)
Building native extensions. This could take a while...
Successfully installed gdk_pixbuf2-2.2.0
Fetching: gtk2-2.2.0.gem (100%)
Building native extensions. This could take a while...
Successfully installed gtk2-2.2.0
Parsing documentation for atk-2.2.0
Installing ri documentation for atk-2.2.0
Parsing documentation for cairo-1.12.9
Installing ri documentation for cairo-1.12.9
Parsing documentation for gdk_pixbuf2-2.2.0
Installing ri documentation for gdk_pixbuf2-2.2.0
Parsing documentation for glib2-2.2.0
Installing ri documentation for glib2-2.2.0
Parsing documentation for gtk2-2.2.0
Installing ri documentation for gtk2-2.2.0
Parsing documentation for pango-2.2.0
Installing ri documentation for pango-2.2.0
Parsing documentation for pkg-config-1.1.5
Installing ri documentation for pkg-config-1.1.5
Done installing documentation for atk, cairo, gdk_pixbuf2, glib2, gtk2, pango, pkg-config after 2 seconds
7 gems installed


しばらく時間かかりましたが他にも色々入ってきました。

それでは気を取り直して。。。

$ ruby mikutter.rb


今回は起動。
そしてMikutter上でAlt+xして使ってるRubyのバージョン確認。

mikutter console.
下にRubyコードを入力して、Ctrl+Enterを押すと、ここに実行結果が表示されます
>>> RUBY_VERSION
"2.1.2"


Screenshot from 2014-05-17 20:11:05右端のペインで確認とれてます。

どーも./mikutter.rbで起動するとシステムのRubyが2.1に指定されてても1.9の方で動いちゃう?パスがうまく通ってないのかそーいうものなのかよくわかりませんが。
で、ruby mikutter.rb ならばシステムで今指定しているrubyのバージョンで動いてくれるみたい。

ちなみに今、端末ソフトはTerminator使ってるんですが、新しく開いた端末では

$ ruby -v
ruby 1.9.3p484 (2013-11-22 revision 43786) [x86_64-linux]


となってしまうので、2.1使いたいときには

$ export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"
$ eval "$(rbenv init -)"
$ exec $SHELL -l
$ ruby -v
ruby 2.1.2p95 (2014-05-08 revision 45877) [x86_64-linux]


これでおっけー。

んー、このあたりは環境変数に書き加えたりすると面倒は減るかもしれませんね。
調べてて思ったんですが、みなさんnginxとかのためにRubyだけ最新にしたいとかそーいう用途のようで。
しかし僕は最新Mikutterを最新Rubyで動かすためだけにこの作業をしたので参考になったりならなかったりすることは多いでしょうね。
そもそもパスとかgemとかbundlerとかよくわからないまま使ってます。

それではみなさん、最新Rubyで楽しいMikutter Lifeを!!

関連記事
なぜMikutterは「当たった」のか
Mikutterにプラグイン突っ込んで(魔)改造しようず
Mikutter3.0αReleased!!
最新Mikutter3.1で始めるておくれ最新Ruby(rbenv on LMDE 2回目)
にわかでも浦島でも今から始めるMikutter
bundle installのエラーでglib2が入らない→解決
LMDE2にrbenvでruby2.2.2入れてmikutter起動まで(rbenv on LMDE 3回目)


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Mikutter3.0αReleased!!

全国数千人のMikutterユーザー待望のMikutter3.0のα版が今週に入ってリリースされています。
久々に#mikutterタグが盛り上がっております(推定

さぁおまいらDLだ。
Mikutter
公式ページもすっかりその気になっていますね。
あぁ、薦めといてなんですが、所詮α版なので0.2.xのファイルや./mikutterの設定ファイルなんかは別にしてとっといたほうがいいかもしれません。Mikutterユーザーがそこまで細かいことを気にするかどうか知りませんが。

この記事書いてる現在はα2。
mikutter 3.0の新機能
mikutter 3.0.0-alpha1
mikutter 3.0.0-alpha2

0.2.xからなぜにいきなり3.0なのか、0.3はどこに行っちゃったのかなどといった疑問が浮かんだり浮かばなかったりしているようですが、開発ブログではバージョンの付け方が変わったと言っていたり、Twitterではバージョンなんて言ったもの勝ちとか言われていたりしてなにがなんだかわからないのも久々で楽しいものですね。

なぜ0.2から3.0は大幅に飛んでないのか

飛びすぎやろと言われることがしばしばありまくりますが、誤解です。まず、当初次回のバージョンは0.3を予定していました。これは古いバージョニングに当てはめると、以下のようになります。

0 . Major . Minor . BUILD
Major : 3
Minor : 0
0.3.0

これを、新しいバージョニングにそのまま当てはめます。

Major . Minor . TEENY
Major : 3
Minor : 0
3.0.0

0.2の次は3.0です。というより、0.2は新しいバージョニングに当てはめると2.0となります。何もおかしくない、順当な変化だということがわかりますね。


Twitterより



久々のα版とのことで僕も興奮しております。
一昔前、Mikutterはsvnで週に数回コミットされ、動いたり動かなくなったり落ちたり起動しなくなったり意味不明の挙動を示したり、ポストできなくなったりとそりゃーもう毎日が刺激的だったあの頃に戻ったかのような錯覚に陥りますね。

ちなみにうちの環境はLMDE201403。RubyのVer.は1.9.3ということで、α1では起動時にコケるということがあり、エラー吐いてる部分を削除して起動するなど人柱感満載な感じでした。
しかしながら、1.9.3にもtoshi_a氏の神がかり的即対応でα2は問題なく起動。
大期待のマルチアカウントは別垢登録した途端にMikutter落ちるなどというこれまた刺激的な挙動がございましたが、再起動したら無事動いたのでこれまた良しとしましょう。

一応俺の環境では設定そのまま引き継げたけど、いろいろ怪しい挙動があったりなかったりするので./mikutterをちょっとリネームして新しくファイル作ったりしたほうが問題の切り分けができて良いかもしれません。
完全クリーンインストールした場合、
Screenshot from 2014-05-09 14:14:22このように
みんなのマスコットキャラクターみくった〜ちゃんが可愛く丁寧に案内してくれますので初心者も安心?ですか?

Screenshot from 2014-05-09 19:36:42基本設定画面はさほど変化がない。
でもこっから「アカウント情報」でアカウント追加できるようになってます。
うちの環境ではアカウント追加したら一回落ちました。
久しぶりに「ヽ('ω')ノ三ヽ('ω')ノもうしわけねぇもうしわけねぇ」のバグ報告画面が出ましたね。
そういえばマルチ言語対応しているらしいのですがヽ('ω')ノ三ヽ('ω')ノもうしわけねぇもうしわけねぇとか英語でなんて言うんですかね?
アカウント追加すると(一回落ちてから)ポストBOXの左から選択できるようになってます。
切り替えてもTLが切り替わったり切り替わらなかったりするみたいでちょっと挙動がまだ把握できてないのでよくわかりませんが、とりあえずポストだけは普通に切り替えて簡単に出来ましたね。

その他、うちの環境ではごくたまに1日に数回TLが鳥ボタンに制圧されるという意味不明な現象が起こったり起こらなかったりしています。
Screenshot from 2014-05-07 18:04:43メインTLだけkonozama
これも再起動すれば治るのでさして気にしていませんが。

あとプロフィール画面からフョローしてるされてるが出ないとか言うのもあるけど



もうバグ報告されてるみたいだしボタンクリックしたら行けるらしいのでまぁこれもそのうち直ったり直らなかったりするかもしれません。

#mikutterタグつけてつぶやいてると、Mikutterに毒されたミク廃の方々が助けに来てくれるのでサポートも万全?
バグ見つけたらReadMine登録してる人はこっちに投げたり、Twitterでハッシュタグつけたりtoshi_a氏にリプ送ったりすると直ったり直らなかったりするかもしれません。
あとエラーログ長くてTwitterで伝えきれないとかいう人は大昔に作ったMikutterの掲示板にログ貼ってtoshi_a氏にぶん投げてもいいかもしれません。

さぁ人柱の始まりだ!!

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呼称を変えると何が変わるの?「児童ポルノではなく【児童性虐待記録物】と呼んでください。」

「児童ポルノではなく【児童性虐待記録物】と呼んでください。」に署名しました。の続きというか、ちょっとゆるめにわかりやすく書いてみようかなと思ったので。
今回はなるべく難しい表現は避けてゆるめに思うところを書いていこうかなと。
児童ポルノではなく【児童性虐待記録物】と呼んでください。

1.現状の「児童ポルノ」という言葉のひとり歩き
2.これで子供は救えるのか
3.それでも創作物は悪影響じゃないのか
4.本当に研究してほしいこと
5.呼び方を変えて何が変わるのか

みたいな感じで書いてみます。

厳密な条文や現在議論されてる内容の詳細を知りたい方は前記事でも読んでやってください。

1.現状の「児童ポルノ」という言葉のひとり歩き
「ポルノ」って聞いて、あなたは何を想像しますか?
多くの人はこの言葉から、「猥褻な画像や映像」を想像すると思います。エロいもの。
でも、法律上にはもうちょっと厳密に規定されてます。ただ、この規定が、「猥褻物」の判断基準から持ってきてる部分が大きいと思うんですね。
だから、「児童ポルノ」って聞くと「子供を対象としたエロいもの」を思い浮かべてしまう。
確かに被写体の児童が何をされてるのかわからないまま作られた「児童ポルノ」は許しがたいものだけど、「じゃあ水着はどうなんだ」とか「1歳児の裸で興奮するのか」みたいなよくわからない議論になっちゃってますね。
単純所持規定が入ると、自分の子供とプールに行った時の記念写真が「児童ポルノ」になっちゃうかもしれません。それで興奮する人がいるから、って理由で。このへんおかしいですね。
誰の家にもきっと、自前のアルバムや卒業アルバムあると思います。
そこに水着の写真や、0歳、1歳の頃の半裸でプール入ってる写真とかあったらそれが「ポルノ」呼ばわりされちゃうのって怖くないですか?
僕は怖いです。
だからこそ、「虐待の記録」と規定し直すことで、余計な心配しなくて良くなって、逆に「ホントの被害者」に向き合うことができると思います。
まぁ、そのためには条文の「ポルノ」の定義を直すことも必要になってくると思いますけど。

2.これで子供は救えるのか
呼称変更だけで救えるってのは難しいと思います。
ただ、呼称変更によって、本来の法律の機能を取り戻せると思います。
本来の機能、つまり虐待を受けた児童の救済と保護ですね。
で、今現在、このホントの虐待にあっている児童に向かっていない議論や力を、ホントの虐待にあっている児童にだけ向けることができるようになります。
結果、分散してる力が本来の方向に集中して、今までよりは多くの被害者を救う方向に向かい、少しずつだろうけど、ホントの虐待を見つけて、被害者を助けて、加害者を罰して、被害者のケアをして、っていう本来あるべき方向に迎えると思います。
つまり今まで分散してた力を本来の方向に向かわせられる可能性が高いってことですね。
ちなみに前記事でも書きましたが、児童に対する性的虐待の多くは家庭内で起きています。近親者によるものです。だから見つけにくいし、見つかりにくいし、訴えにくいです。このあたり、議論がまともな方向に向かえば制度の整備によって改善される余地がありますね。
一昔前、強姦被害にあった女性が警察に被害届を出すと、男性の警察官に事細かに説明や証拠提示を求められ、公判の際にもこういった証言をしなきゃいけない時代がありました。
これをセカンドレイプと言います。
現在までにこういった時に女性の警官が取り調べに当たるとか、公判の時に被害者の顔や声を出さなくて良いといった配慮が、少しずつですが進んできました。
しかしこういった問題は非常に繊細なものなので、それでもやはり行き届かないところはあるし、泣き寝入りするしかない被害者も多いです。
それでも、少しずつこういった配慮が進んできたのです。
呼称を変えるだけで全てが変わる可能性は薄いでしょうが、もしかしたらこういうことを考え、議論し、進めていくきっかけにできるかもしれません。

3.それでも創作物は悪影響じゃないのか
難しいですね。
難しいからこそ、なくすんじゃなくて話し合うのが重要じゃないですかね?
確かに一部には非常に過激な描写を含む漫画やアニメ、ゲームがあるのも知っています。
それらを嫌悪する人がいるのも知っています。
でも、現実じゃないですよね。「フィクション」です。
だから、いいものも悪いものもあるこの世界で、何が良くて何が悪いのかの判断材料にしませんか?
僕にだって見たくないものがありますし、嫌悪する分野もありますよ。ただ、個人の趣味趣向は規制すべきじゃないと思います。
子供に見せたくないものがあるのもわかります。だから、それは被害者を守るこの法律じゃなくて、猥褻物規制や青少年健全育成条例なんかでやるべきことです。
ホントの虐待と、嫌悪感を覚える表現物をごっちゃにしないでください。
ホントの被害者は、声を上げることもできなくて一人で苦しんでるんです。現実のこの世界で。
嫌悪感を覚える表現には、あなたが近づかないことで大部分避けられます。それでもたまには遭遇してしまうかもしれませんが。
しかし、その時の嫌悪感は現実に被害を受けている児童の苦しみとは次元が違うものだと思います。
嫌なものを見た時と、自分が現実に被害にあった時、比べてみてください。全く次元が違うものじゃないですか?
だからこそ、この法律を、嫌悪感を感じるものや見たくないものを排除する道具にしないで欲しいのです。
現実問題としてゾーニングは必要でしょうし、他人の名誉を残ったり侮辱する表現は責任を取らされることになるでしょうが、それは少なくとも児童ポルノ法でやることじゃないです。
僕は、おぞましい表現が全くなくなってしまったら、何がおぞましいか判断ができなくなると思います。
おぞましい表現、嫌悪感を覚える表現をがある創作物に出会った時、それの何が良くないのか、どうして良くないのか、話しあう材料にしたほうが、より強い人間になれると思います。
この世界が無菌室のように、健全なものしかなくなったとき、人間は非常に弱くなってしまうんじゃないでしょうか。
実際に今、虐待を受けている、ひどい扱いを受けている子どもたちに対して、想像も同情も共感もできない、無菌室で育った人間たち、少なくとも僕はそんな人間にはなりたくないと思います。

4.本当に研究してほしいこと
いわゆる準児童ポルノが犯罪的要因を誘発する、なんてことは否定されてます。判決でも研究でも。
だから、児童ポルノに類する漫画等(この表現もすでに破綻していると思いますが)が人に与える影響と犯罪傾向との関係の研究なんてしても意味がないのです。
だって、悪魔の証明ですから。「関係が全くない証拠を出せ」って言われても、出せないでしょう。
それよりは、被害児童の環境、被害の実態、被害の経緯、加害者の状況、被害児童の保護方法、保護された後のケア、いかにして隠れた被害を見つけてあげられるか、被害児童に救いの手を知らせられるか、実際に救うことができるか、その後の被害者の人生においてその虐待が足かせにならない方法はあるか、少しでも心的負担を減らしてあげられる方法はないのか、そういったことを研究してほしいと僕は思います。
創作物と犯罪の関係性なんてのは、誰もが納得がいく結果なんてありえない。関係あるとしたい人もいるし、関係ないとしたい人もいる。影響されて犯罪に走る人もいるかもしれないけど、その人がなんの影響で犯罪を犯したのかは結局わからないし、影響がなくても犯罪を犯したかもしれません。
そう、結局「かもしれない」にしかならないんですよ。どっちに転んでも。
だから、現実の被害者のために、少しでもしてあげられることを研究して、考えて、議論して、色々試行錯誤して。そのほうがよほど有効だと思いませんか?
僕はそのほうが比べ物にならないほど役に立つことだと思います。

5.呼び方を変えて何が変わるのか
難しいですね。少なくともすぐに何かが変わるわけじゃないと思います。
ただ、目指すべき方向が明確になれば、今までのような「どこまでセーフ・どっからアウト」みたいな不毛な議論は、少なくともこの法律についてはされなくなるでしょう。
で、目指すべき方向がわかってれば議論のリソースも、いろんな制度の整備も、ちゃんと「被害児童の救済・保護」のために使われるようになるんじゃないかなと思います。
もしかしたら、呼称が変わったらこの法律が見向きされなくなって、青少年健全育成法(だっけ?もうじき法案が出るとかいう)に議論が集中するかもしれないですけど。
でもですね、その法律が立法趣旨にちゃんと則ったものであることにはそれはそれで意味があるんです。
法律がおかしなことを言い出したら、恣意的な運用によって冤罪や、いきなりの逮捕があるかもしれません。逆に、形骸化して、誰も法律を守ろうとしなくなるかもしれません。
「児童ポルノ」って言葉が安易に用いられて、面白半分に「セーフ・アウト」って言ってるような今の状況よりはマシになると思います。
うまく行けば、呼称が変わって、「ポルノ」の定義も「性虐待記録物」にふさわしい定義になって、それをちゃんと機能させられるように運用の議論がされて、数年後、数十年後には、被害者が減って、被害を受けたらすぐに安心して救いを求められるような環境ができるかもしれません。
ぶっちゃけるとそこまで期待はしてないですが、今のままでは可能性はほぼゼロです。だって、もう数年以上、「アウト・セーフ」の議論ばっかりしてるんだもん。
だから、その可能性を少ないかもしれないけど、少しでも作れるように。
そう思っています。

+α
単純所持規制が入るって話があります。
せめて「児童ポルノ」の呼称が変わって、「児童に対する性的虐待の記録物」として定義が明らかになって、それからなら話はまだわかります。
でも、今のまま、児童は18歳以下、で「ポルノ」の定義が立法側の議員さんたちですら意見がわかれている今、導入するのは児童保護の観点からは意味がなく、国民にとっては冤罪の温床となりまねません。
逆に形骸化して遵法意識の低下を招く可能性も同じように高いです。
で、こちらで署名を募っていますのでもしよろしければこちらにも。
児童買春・児童ポルノ禁止法改正問題に関して、拙速を避け、 極めて慎重な取り扱いを求める請願(名も無き市民の会)

最後になってしまいましたが、今虐待に苦しんでいる人、過去に苦しんだ経験のある人がもしこの記事を見ているなら。
ほんとに辛い境遇で、今まで生きてきたこと、それだけで僕はあなたを尊敬します。
僕にできることは殆ど無いし、こんなくだらない世の中で、ほんとに申し訳ないけど、どうか投げやりにならないで。
自分を大切に。
その環境を生き抜いていることが、世の中の多くの人には想像もつかない苦しみだったと思う。
この世に絶望しないで。絶対助けられるなんて無責任なことも言えないけど、助けを求められる方法はきっとあるから。
痛みを分かち合える人もきっといるから。
どうか諦めないで、自分にできること、自分の回りにいる人、助けてくれる人、助けてくれるもの、痛みを分かち合える人を探してみて。
無理はしないで。耐えられない時は声を上げて。

追記
この記事の一部または全部を拡散なり宣伝なりに使ってくれても全然よいです。
もちろん同意権じゃない方もいらっしゃると思いますが、呼称と定義の見直しは必須だと思うので。

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「児童ポルノではなく【児童性虐待記録物】と呼んでください。」に署名しました。
児童ポルノ禁止法は結局どうなったのか
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座右の銘は「結果オーライ」。故に基本適当。
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