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「児童ポルノではなく【児童性虐待記録物】と呼んでください。」に署名しました。

児童ポルノではなく【児童性虐待記録物】と呼んでください。
に署名しました。名前非公開にもできます。この記事書いてるさっき、8000を超えたらしい。
主催は廣田恵介氏。今月いっぱい(5月中)受け付けているとのこと。

このブログで書くことか?と思ってちょっと考えてたんだけど、書くことにした。
私見を述べさせてもらうと、「児童性虐待記録物」という呼称が最適解だとは考えていない。しかしながら「児童ポルノ」という呼称が一人歩きを始め、混乱をまねき、本来のこの法律の趣旨から外れた意味の薄い議論に使われているのは確かであると思っている。
この署名運動が現状に一石を投じる機会になればいいと思い、署名した。
実は他にもいくつかブログがあったりするが、一番アクセス(とは言え微々たるものですが)の多いこのブログで、微力ながらも少しは誰かに伝わればという思いでこの記事を書いている。

ちょっと小難しい話や嫌になる状況も書かなくてはいけないので、興味ないところは飛ばしてください。
興味ある項目、問題だと思う項目だけ読んでもらえばありがたいです。
1.この法律は、被害児童の救済のために作られたはずなのに被害児童を救えていない。(実被害の現状)
2.この法律は、被害者の人権保護のために作られたはずなのに、「どこまでがいいのか、悪いのか」という議論に多くのリソースがつぎ込まれている。(現在されている主な議論)
3.この法律でやるべきことと別の法律でやるべきことがごちゃまぜになっている。(混乱)
4.(今回一旦削られたようだが)被害者のいない創作物にこの法律を適用することは本来的に、法律として、日本語として不可能なはずなのに創作物に規制をかけようとしている。(法律としての機能が失われる)

この4点から見てみる。1にはおぞましい表現が入るし、4には小難しい理屈が入る。重ねて書くが、興味を持つきっかけになってくれればいいと思うので、興味がある項目だけ見て頂いてもありがたいし、全部読んでくれればサイコーです。

さらに言えば、
・この法律を「あなたの大切な人を虐待から救える法律」にしませんか?
・「見たくない、見せたくないものを規制するのは他の法律で議論すべきです。」
・「保護するもの」を第一に考えませんか?
というのが俺の意見。

まずは予備知識。
児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律

(目的)
第一条  この法律は、児童に対する性的搾取及び性的虐待が児童の権利を著しく侵害することの重大性にかんがみ、あわせて児童の権利の擁護に関する国際的動向を踏まえ、児童買春、児童ポルノに係る行為等を処罰するとともに、これらの行為等により心身に有害な影響を受けた児童の保護のための措置等を定めることにより、児童の権利を擁護することを目的とする。

(定義)
第二条  この法律において「児童」とは、十八歳に満たない者をいう。
2  この法律において「児童買春」とは、次の各号に掲げる者に対し、対償を供与し、又はその供与の約束をして、当該児童に対し、性交等(性交若しくは性交類似行為をし、又は自己の性的好奇心を満たす目的で、児童の性器等(性器、肛門又は乳首をいう。以下同じ。)を触り、若しくは児童に自己の性器等を触らせることをいう。以下同じ。)をすることをいう。
一  児童 
二  児童に対する性交等の周旋をした者
三  児童の保護者(親権を行う者、未成年後見人その他の者で、児童を現に監護するものをいう。以下同じ。)又は児童をその支配下に置いている者
3  この法律において「児童ポルノ」とは、写真、電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式で作られる記録であって、電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう。以下同じ。)に係る記録媒体その他の物であって、次の各号のいずれかに掲げる児童の姿態を視覚により認識することができる方法により描写したものをいう。
一  児童を相手方とする又は児童による性交又は性交類似行為に係る児童の姿態
二  他人が児童の性器等を触る行為又は児童が他人の性器等を触る行為に係る児童の姿態であって性欲を興奮させ又は刺激するもの
三  衣服の全部又は一部を着けない児童の姿態であって性欲を興奮させ又は刺激するもの
(以下略


衆法 第183回国会 22 児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律の一部を改正する法律案

(中略
二 検討
  1 政府は、児童ポルノに類する漫画等(漫画、アニメ、CG、擬似児童ポルノ等をいう。)と児童の権利を侵害する行為との関連性に関する調査研究を推進するとともに、インターネットによる児童ポルノに係る情報の閲覧の制限に関する技術の開発の促進について十分な配慮をするものとすること。(附則第二条第一項関係)
  2 児童ポルノに類する漫画等の規制及びインターネットによる児童ポルノに係る情報の閲覧の制限については、この法律の施行後三年を目途として、1の調査研究及び技術の開発の状況等を勘案しつつ検討が加えられ、その結果に基づいて必要な措置が講ぜられるものとすること。(附則第二条第二項関係)
 三 その他
   その他所要の規定の整備を行うこと。



では本題。
1.この法律は、被害児童の救済のために作られたはずなのに被害児童を救えていない。(実被害の現状)

俺の意見だが、実在児童に対する虐待は止められるべきだと思っているし、性的虐待などもっての外だと思っている。
しかしながら、現状、この「児童ポルノ」の定義により「明らかに性的虐待」であるにもかかわらず、「児童ポルノであるか否か」が争われ、「児童ポルノ」とされなかった例が存在する。
児童ポルノ禁止法の再修正案を入手しました

→これにより、実被害のある精子を顔にかけられた少女の画像にもこの法律が適用され、逆に被害者の存在しないマンガやアニメの登場人物に対する規制はされなくなる


この事件の詳細がちょっと見つからなかったが、なるほど争う余地が生まれる。
3−3−1の「性交類似行為」に当たるかはかなり疑問の余地がある上に3−3−3の「衣服の全部又は一部を着けない児童の姿態」には当たらない。
性交類似行為については判例が出ており、「「性交類似行為」とは、実質的にみて、性交と同視し得る態様における性的な行為をいい、例えば、異'性間の性交とその態様を同じくする状況下におけるあるいは性交を模して行われる手淫、口淫行為。同性愛行為など」とされている。「など」がついているのでここに含まれるかは争う余地があると思われるが、刑法の謙抑性に鑑みてもここの解釈をこの一件のみをもってしていたずらに広げるわけには行かないだろう。
しかし、これが「性的虐待」に当たるであろうことは多くの人がそう考えるのではないだろうか?
私見としては、これは「容易に許されるべきではない悪質な性的虐待」であり、本来の立法趣旨の「心身に有害な影響を受けた児童の保護」の対象にされてしかるべきだと考える。
「児童に対する性的虐待の記録物」といった用語を用いて定義すれば、こういった事例は解消されると考える。

また、児童に対する性的虐待などをどこか遠くの世界に感じている方のために、自分の知る限り最悪の実際の事件を上げておこう。
栃木実父殺し事件
尊属殺の規定が違憲であると争われた事例だが、目を背けたくなるような「現実の事件」である。
実父を殺した娘は、実は中学2年のころより実父から継続的に強姦され、事件当時29歳になるまで実質的な夫婦関係を強いられ、実際に子供も産んでいるという非常に痛ましい事件だ。
事件は1968年(昭和43年)。ここ最近良く言われる「ネットの影響」やらは全く関係ないはずだ。
そして、こういった事例は実際多くある。児童に対する虐待の多くは近親者や教師など、支配的関係にある者により行われることが多い。しかも表立って事件化することは少ない(被害児童が自分から救いを求める手段を知らなかったり、何をされているかわかっていなかったりするため)ので、隠れた事件はかなりの数に登ると思っているし、実際に知っている。

こういった「自分ではどうしようもない児童」に「それは虐待である」と知らせ、「救済の手」を知らせ、差し伸べ、彼らが安心して「救われる」環境を作ることにこそリソースを割くべきだと考える。

だからこそ言いたい。
「この法律を、あなたが大切な人を本当に守れる法律にしませんか?」と。
呼称変更は、その一歩目になると信じている。

2.この法律は、被害者の人権保護のために作られたはずなのに、「どこまでがいいのか、悪いのか」という議論に多くのリソースがつぎ込まれている。(現在されている主な議論)

1の最後に少し書いたが、今なされている議論の多くは「それが児童ポルノに当たるか否か」であり、さらに言えば「猥褻か否か」を論じられている。
【拡散希望】児童ポルノ改正案に反対する署名運動が行われる!児童ポルノという用語を改め、児童性虐待記録物に変更を要望する署名も!
上記リンク先にある動画では、国会にて延々30分あまりも「どこまでいいのか、どうなるとダメなのか」を議論している。
動画を拝借しよう。

私見を述べさせてもらおう。
こんなことを延々議論している暇があったら、「一人でも多くの被害者を探しに行け。もしくはそのための制度を作れ」と。
実際、日本に先駆けて二次元規制に走った韓国ではこんなことを言われている。
抄訳:The World of ‘Minority Report’ Lived in South Korea (うぐいすリボン)

子供時代にレイプ被害にあったある女性は、最近のテレビ番組で、「私の経験では、子供に対する性暴行事件を起こすのはポルノではない。ポルノの有無にかかわらず、そのような嗜好を持った人物がそのような犯罪を行う。当局は、インターネットを監視してばかりいるのをやめて、外に出て本物の犯罪者を捕まえるべきだ」と述べた。
実在児童と非実在児童に同じように適用される法律条項のために、出世の点数が目的の警察官たちは、実際の犯罪を減らすことに貢献するよりも、サイバー世界で道草をしているのだ。


日本が即このような状況になるかは考える余地があるが、現状の規制推進の波には「実際の被害者」は乗れていない。
議論の的はいつも「猥褻か否か」に絞られている。これは憂うべき事態であると感じる。

「あなたやあなたの大切な人が虐待にあっているさなか、議員や警察が上の動画のような議論や、二次元ポルノの取り締まりに注力してたら、あなたは絶望しませんか?」

3.この法律でやるべきことと別の法律でやるべきことがごちゃまぜになっている。(混乱)

1.2でも書いたように、現状多くの議論が「現実の被害者」と向き合ってないように思えるのはなぜか?
この法律、「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」は第一条に「児童の権利を擁護することを目的とする。」と明言しているにも関わらず。
これは「猥褻か否か」「見せていいものか否か」という概念が「児童ポルノ」という言葉により想起されるからだと考える。
この法律は「被害児童の救済」を目的としている。つまり保護法益は「人権」です。
対し、「猥褻物頒布等の罪」は刑法175条は「わいせつな文書、図画、電磁的記録に係る記録媒体その他の物を頒布し、又は公然と陳列した者は、2年以下の懲役又は250万円以下の罰金若しくは科料に処し、又は懲役及び罰金を併科する。(以下略」
これの保護法益は議論があるところだが、一言で言えば「秩序」である。

性道徳・性秩序の維持
社会環境としての性風俗の清潔な維持
国民の性感情の保護
商業主義の否定
見たくない者の権利ないし表現からの自由
青少年の保護
女性差別の撤廃
性犯罪の誘発防止


判例では「清潔な環境」を主として「性感情・見たくない者の自由・青少年の保護・商業主義の否定などの観点」などが入っているらしいが。
そもそもこの条文も刑法としては「わいせつ」の定義が曖昧として議論になっているものだ。
判例としては一定の要件を課して「わいせつ」の判断基準を設けているが。
で、表現の自由との比較衡量として「猥褻性」や「芸術性」を判断材料にするのもこちらである。

それでも、「児童の保護」のために作られた法律であるならば、保護法益は「児童の人権」であるため、「それが(性的)虐待か否か」が争われるべきであり、その際に「表現の自由」は問題とされないはずだ。「被害児童の人権」が「侵害」を受けているからである。
対し「猥褻性」「芸術性」そして「表現の自由」が比較衡量されるのは、「社会秩序」といった漠然としたものに個人の重要な人権である「表現の自由」を制限されることがあっていいのか、されるとしたらどのような場合か、といったものを厳密に解釈していかないと、一度奪われた「表現の自由」は容易に取り戻し難いからである。

つまり、「猥褻性」「芸術性」「表現の自由」が問題になることそのものが、この「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」における立法趣旨から外れるものであり、「わいせつ物頒布等の罪」と混乱していることを示している。

「児童ポルノ禁止法改正案」Q&A
を見ていただければ、「立法者が混乱した解釈」をしていることがうかがい知れる。
大神 令子さん (園田 寿さんより)

どうも、彼女は「児童ポルノ」とわいせつ画像とを混同しているようである。実務においては、裸の児童が単純に立っているような画像も「児童ポルノ」とされている。


さらに創作物規制については言うまでもなく、「被害児童」がいないのだからこの法律を適用すべきではなく、少なくとも他の法律、条例などですべきだろう。「有害図書指定」とかね。
「有害図書」については「青少年が容易に触れることで悪影響を受ける可能性がある」(ほんとにあるのかは議論の余地があるが)ものを「青少年の目に触れないように」することであり、ここに「過激な性描写」を入れることは、(程度問題など)議論の余地があるが、これも少なくとも「虐待被害を受けた児童を守る」ための法律ですべきでないことは明白だろう。

「この法律は性的虐待の被害を受けた児童を救うためのものです。見たくないもの、見せたくないものを規制するのは、他の法律、条例などで議論しませんか?」

4.(今回一旦削られたようだが)被害者のいない創作物にこの法律を適用することは本来的に、法律として、日本語として不可能なはずなのに創作物に規制をかけようとしている。(法律としての機能が失われる)

今回一旦削られたが、また出てくるだろう。創作物規制。
なぜこの法律で議題に上がるのか全く理解できない。
なぜならこの「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」では「児童」を「十八歳に満たない者」と定義しているのだ。「創作物」は「者」か?「人」か?違うだろ。
実際に被害者がいないのに、「実害があった者」を守るための法律を適用する?法律としてではなく、日本語としてすでに破綻している。
しかしながら一度は議題に上がった。

二 検討
  1 政府は、児童ポルノに類する漫画等(漫画、アニメ、CG、擬似児童ポルノ等をいう。)と児童の権利を侵害する行為との関連性に関する調査研究を推進するとともに、インターネットによる児童ポルノに係る情報の閲覧の制限に関する技術の開発の促進について十分な配慮をするものとすること。(附則第二条第一項関係)
  2 児童ポルノに類する漫画等の規制及びインターネットによる児童ポルノに係る情報の閲覧の制限については、この法律の施行後三年を目途として、1の調査研究及び技術の開発の状況等を勘案しつつ検討が加えられ、その結果に基づいて必要な措置が講ぜられるものとすること。(附則第二条第二項関係)
 三 その他
   その他所要の規定の整備を行うこと。


「児童ポルノに類する漫画等」に先ほどの「児童」の定義を代入してみてほしい。
「一八歳に満たない者(の写真、電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式で作られる記録であって、電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう。以下同じ。)に係る記録媒体その他の物であって、次の各号のいずれかに掲げる児童の姿態を視覚により認識することができる方法により描写したものをいう。
一  児童を相手方とする又は児童による性交又は性交類似行為に係る児童の姿態
二  他人が児童の性器等を触る行為又は児童が他人の性器等を触る行為に係る児童の姿態であって性欲を興奮させ又は刺激するもの
三  衣服の全部又は一部を着けない児童の姿態であって性欲を興奮させ又は刺激するもの)に類する漫画等」
おかしくないか?
そう。本来の「児童ポルノ」の定義からすれば、「児童ポルノに類する漫画等」は「存在し得ない」のだ。
突き詰めて、「実在の児童を性的虐待の相手方としたうえでこれをモデルにし、これを緻密に描写したもの」ならばここに含むことができる余地があるが、それならば「児童を対象とした性的虐待を記録したもの」としても漏れることはないので問題ないはずだ。

ちなみによく言われる、「性的描写や暴力的描写が多いものに触れていると犯罪者が生まれる」という、メディア強力効果論はアメリカの判決で否定されている。
第253回:カリフォルニア州の暴力ゲーム販売規制法を違憲無効と判断したアメリカ最高裁の判決・インターネットへのアクセスを基本的権利とする欧州安全保障協力機構の報告書

しかしながら、確かに過激な描写を「見たくない」「子供に見せたくない」という意見はあるだろうし、その意思は尊重されてしかるべきだとも思う。
だがそれは、少なくともこの法律ですべきことではない。
家庭の教育や方針、またはゾーニングや、有害図書指定で事足りる。尤も、「見たくない、見せたくない」という一定の「価値観」を法律や行政に裏付けてもらうというのはいかがなものかという議論はあってしかるべきだとは思うが。
故に私見としてはこの「創作物規制」は「家庭内教育」や「ゾーニング」で最大限対処すべきだとは考えているが、ここは意見が分かれるところになるとは思っている。

「見たくない・見せたくないという価値観は尊重されるべきですが、それで法律の・日本語の意味を捻じ曲げるのはやめにしませんか?」

以上が「俺がこの法律と署名について考え、署名した理由」です。

実際にこの「児童ポルノ」という呼称がひとり歩きして過剰な自主規制を招いているのは事実。
児童ポルノ禁止法-ついにドラえもんのしずかちゃんに自主規制!?
teacupのHP閉鎖騒動について
Teacupの方は後日「児童ポルノ」という用語を「誤用」したと謝罪したそうですが。
で、こう騒いで議論して、俺がこの記事書いてる間にもきっと「ホントの虐待」で苦しんでる人たちがたくさんいるんだよね。
その人たちを助けたいな・・・

もし感じるところがあればこの署名にご協力ください。俺達ができることはちょっとだけど・・・・

追記
この記事の一部または全部を拡散なり宣伝なりに使ってくれても全然よいです。
もちろん同意権じゃない方もいらっしゃると思いますが、呼称と定義の見直しは必須だと思うので。

関連記事
呼称を変えると何が変わるの?「児童ポルノではなく【児童性虐待記録物】と呼んでください。」
児童ポルノ禁止法は結局どうなったのか
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Linux PHC使ってDell Studio 1737の低電圧化(LMDE)

前にLMDE201403を入れたサブのノートPC、Dell Studio 1737にLinux PHCを入れて低電圧化してみました。
海外フォーラム見て回ってたらLinux kernel 3.x系でPHCを動作させてるトピックが結構見つかったのと、このノート、ちょっと負荷がかかるとかなりファンの音が気になるってのが動機。

結果は、多分成功してるけどsensorsが電圧を拾ってくれないからちょっと詳細不明。ファンの音は明らかに静かになってるし温度も下がってる。

参考
Linux-PHC: CPUのコア電圧を下げて、ひえひえに。 (旧世代PC向け)
Linux PHCでCPU低電圧化
Linux-phc
Undervolting CPU in Ubuntu
あとうちでもかなり前にやってる。実践できてないけど。
暑い!そこでUndervolting!!PHC on Ubuntu(番外Intel編)

ずっとAMDばっか使ってたからIntelよくわからんのよねー。しかもノートPCなのでCPUの素性すらよくわからないですし。
まぁCentrino2のステッカー貼ってあるしDellの公式見ても、Core 2 Duo系で2.53 GHz, 1.60 GHz, 800 MHzで動いてるってことは分かってる。
とかいいつつ、まぁやってみましょうか。

LMDEなのでUbuntuのPPA加えるのはちょっと怖いですね。同じDebian系でも。無印Linux MintならたぶんPPA入れてたんでしょうけど。
とはいえ過去にDebian、CentOSとやってはいますので(あの時は2.6系だったと思うが)。ちなみに現在のLMDEのカーネルは3.11.2。ちなみにこのノートの方はx32です。

1.まずはDL
phc-intel 0.3.2 and 0.4.0 + dkms for kernel 2.6.27 to 3.14
↑の詳細が。
phc-intel-pack-rev3.tar.bz2をDLして解凍。
phc-intel-pack-rev14というのができます。この中にREADME1stってのがあるのでよく読んでおきましょう。
読むとどうやらdkms_installが使えるみたい。
kernel-headerが必要らしいけど、確認したらもう入ってたので割愛。

2.インストール
ReadMeにあるようにdkmsが使えるので今回はこれを使ってインストール。

$ cd phc-intel-pack-rev14
$ sudo make dkms_install
Creating symlink /var/lib/dkms/phc-intel/0.3.2/source ->
/usr/src/phc-intel-0.3.2

DKMS: add completed.

Kernel preparation unnecessary for this kernel. Skipping...

Building module:
cleaning build area....
make KERNELRELEASE=3.11-2-486 KERNELSRC=/lib/modules/3.11-2-486/build SUBDIRS=/var/lib/dkms/phc-intel/0.0.1/build.....
cleaning build area....

DKMS: build completed.

phc-intel:
Running module version sanity check.
- Original module
- No original module exists within this kernel
- Installation
- Installing to /lib/modules/3.11-2-486/updates/

/etc/modprobe.d/dkms.conf: added '# We want to use the phc-intel driver instead of the unmodified acpi-cpufreq driver'
/etc/modprobe.d/dkms.conf: added 'install acpi-cpufreq /sbin/modprobe phc-intel || { /sbin/modprobe --ignore-install acpi-cpufreq; }'
/etc/modprobe.d/dkms.conf: added '# The next two lines prevent the kernel from crashing:'
/etc/modprobe.d/dkms.conf: added 'remove acpi-cpufreq /sbin/modprobe -r cpufreq_stats && { /sbin/modprobe --ignore-remove -r acpi-cpufreq ; }'
/etc/modprobe.d/dkms.conf: added 'remove phc-intel /sbin/modprobe -r cpufreq_stats && { /sbin/modprobe --ignore-remove -r phc-intel ; }'
depmod......

DKMS: install completed.


どうやらインストール自体は成功した模様。
ここで再起動。

$ cat /sys/devices/system/cpu/cpu0/cpufreq/phc_controls


したら「そんなファイルないよ」って怒られたので見てみるとほんとにない。というかphc関係のファルがない。
そこで怪しげなところを眺めてみると/sys/devices/system/cpu/cpu0/driver/cpu0/cpufreq/以下にあることが判明。
デフォルトの設定を確認してみます。

$ cat /sys/devices/system/cpu/cpu0/driver/cpu0/cpufreq/phc_vids
43 33 23 13
$ cat /sys/devices/system/cpu/cpu0/driver/cpu0/cpufreq/phc_controls
10:43 73:33 6:23 134:13


これがちゃんと見えればインストール自体は成功です。
上段では電圧、下段ではクロック:電圧を表しているはずですが?
しかしAMDの4ステップのCPUばっかり使ってきたので、73:33、134:13のところの意味が全くわかりません。
Read Meにもないんだよなぁ。
でもまぁ、ちょっと設定出しに行きましょうか。

3.設定
これ以降の作業はOS落ちる、固まる、最悪ハードウェア破損がありうるので、それなりの知識と自己責任の覚悟と怪しげなスクリプトを実行する勇気と覚悟がある人以外は安易に真似しないでください。
少なくとも俺は責任持ちませんし、各プログラムにもOwn Risk(自己責任)が強調されてます。


とはいえある程度経験があればちょっと慎重に行けばハードウェア破損まではいかない。OSフリーズ、強制再起動はままあるけど。
適当に打ってもいいんですが(ダメ)、そういえばhttp://openmindedbrain.info/wp-content/uploads/2010/05/intel-phc-undervolt.bashなんてのを書いてくれてた方がいましたね。
Undervolting in Ubuntu 10.04 (Lucid) LTS
ちょっと古いですけど使ってみましょうか。ただ手探りで設定出すより安全かもしれません。
Githubにも上がってますが2011年のままになってます。
intel-phc-undervolt.bash
というわけでこれをDLして実行権つけて実行。

# wget http://openmindedbrain.info/wp-content/uploads/2010/05/intel-phc-undervolt.bash
--2014-05-05 09:41:06-- http://openmindedbrain.info/wp-content/uploads/2010/05/intel-phc-undervolt.bash
openmindedbrain.info (openmindedbrain.info) をDNSに問いあわせています... 192.185.79.8
openmindedbrain.info (openmindedbrain.info)|192.185.79.8|:80 に接続しています... 接続しました。
HTTP による接続要求を送信しました、応答を待っています... 200 OK
長さ: 9512 (9.3K) [text/plain]
`intel-phc-undervolt.bash' に保存中

100%[======================================>] 9,512 --.-K/s 時間 0s

2014-05-05 09:41:07 (72.8 MB/s) - `intel-phc-undervolt.bash' へ保存完了 [9512/9512]

# chmod +x intel-phc-undervolt.bash
# ./intel-phc-undervolt.bash


This script will optimize your voltages at every speed setting
by systematically lowering them while stressing the CPU.
Each voltage will be turned down until your system crashes, and the final
setting for that voltage will be 4 VIDs above that to "ensure" stability.

WARNING:
This script will crash your system as many times as there are VIDs to tweak.
You might destroy your hardware, break laws and/or die in vain if you continue.

Do you want to continue? [Y/n/?] Yes
>Found 1 CPU cores.

Install required packages.
Will use burnMMX (part of cpuburn package) to stress CPU.
Install: cpuburn
Do you want to continue? [Y/n/?] Yes
以下の新規パッケージがインストールされます:
cpuburn
更新: 0 個、新規インストール: 1 個、削除: 0 個、保留: 0 個。
16.4 k バイトのアーカイブを取得する必要があります。展開後に 24.6 k バイトのディスク領域が新たに消費されます。
取得: 1 http://debian.linuxmint.com/latest/ testing/main cpuburn i386 1.4a-5 [16.4 kB]
Fetched 16.4 kB in 0秒 (18.5 kB/s)
パッケージを事前設定しています ...
以前に未選択のパッケージ cpuburn を選択しています。
(データベースを読み込んでいます ... 現在 175552 個のファイルとディレクトリがインストールされています。)
(.../cpuburn_1.4a-5_i386.deb から) cpuburn を展開しています...
man-db のトリガを処理しています ...
cpuburn (1.4a-5) を設定しています ...


Read default VIDs.
> Success!
Reset position to 0.
Read available frequencies.
> Success!

Default VIDs: 43 33 23 13
Current VIDs: 43 33 23 13

Switch to 'userspace' scaling governor.
> Success!
Set frequency to 2534000.
> Success!
Run burnMMX.
PID: 9419

-----
Start testing.
Do you want to continue? [Y/n/?] Yes

Default VIDs: 43 33 23 13
Current VIDs: 42 33 23 13
Testing VID: 42 (1372 mV)
.
..............................
...............................
...............................
Default VIDs: 43 33 23 13
Current VIDs: 41 33 23 13
Testing VID: 41 (1356 mV)
...............................
........(以下略


途中で cpuburn というパッケージをインストールすることになり、その後実行。
Start testing.
Do you want to continue? [Y/n/?] Yes
ここでYesと答えるとそのままひとつずつ電圧落としてちょっとの間負荷かけてテストしてくれます。
結構時間かかるけど、途中でなんとなく目星はついた。
これ、Ctrl+Cで途中で切っても負荷かかりっぱになってるみたいなのでkillするか再起動するかしたほうがいいみたい。

というわけで一旦ちょっと控えめな設定でecho打って反映されてるか確認

# echo "10:40 73:30 6:20 134:10" >/sys/devices/system/cpu/cpu0/driver/cpu0/cpufreq/phc_controls
# cat /sys/devices/system/cpu/cpu0/driver/cpu0/cpufreq/phc_controls
10:40 73:30 6:20 134:10


相変わらず間にでかい数字があるのは意味分かってないけどちょっとずつ。
ちなみに対応してないのかなんかのFirmwareが足りないのか、sesorsはsensors-detectしたあとでもkonozama

# sensors
acpitz-virtual-0
Adapter: Virtual device
temp1: +71.0°C (crit = +100.0°C)
temp2: +61.0°C (crit = +100.0°C)
temp3: +66.0°C (crit = +100.0°C)

coretemp-isa-0000
Adapter: ISA adapter
Core 0: +76.0°C (high = +105.0°C, crit = +105.0°C)


温度はわかるんだけど、それはConkyで見れてるっていうね。Vcore調べる方法がわからない。

もうちょい攻めてみましょうか

# cat /sys/devices/system/cpu/cpu0/cpufreq/scaling_available_frequencies
2534000 2533000 1600000 800000
# echo "10:38 73:28 6:18 134:8" >/sys/devices/system/cpu/cpu0/driver/cpu0/cpufreq/phc_controls
# cat /sys/devices/system/cpu/cpu0/driver/cpu0/cpufreq/phc_controls
10:38 73:28 6:18 134:8


これでしばらく様子見て、とりあえず安定してそうなので

# sensors
acpitz-virtual-0
Adapter: Virtual device
temp1: +70.0°C (crit = +100.0°C)
temp2: +61.0°C (crit = +100.0°C)
temp3: +67.0°C (crit = +100.0°C)

coretemp-isa-0000
Adapter: ISA adapter
Core 0: +69.0°C (high = +105.0°C, crit = +105.0°C)


Core0の温度はかなり低くなりましたね。
この時点でファンの音がかなり静かになってます。AMDに慣れてるとIntelの温度の相場がわかりにくいんですけど。AMDだとアイドル40℃前後ってのもありますからね。

このあとさきほどのintel-phc-undervolt.bash -hにて40 4 4 4 とか出たので「大丈夫なのか?と思いつつこれにしてみると一瞬にして再起動。
探ってみると中間クロックっぽかったので何度か強制再起動とか繰り返しながら出してみたのがこのあたり。

# echo "10:40 73:20 6:6 134:4" >/sys/devices/system/cpu/cpu0/driver/cpu0/cpufreq/phc_controls
# cat /sys/devices/system/cpu/cpu0/driver/cpu0/cpufreq/phc_controls
10:40 73:20 6:6 134:4
# cpufreq-info
cpufrequtils 008: cpufreq-info (C) Dominik Brodowski 2004-2009
Report errors and bugs to cpufreq@vger.kernel.org, please.
analyzing CPU 0:
driver: phc-intel
CPUs which run at the same hardware frequency: 0
CPUs which need to have their frequency coordinated by software: 0
maximum transition latency: 10.0 us.
hardware limits: 800 MHz - 2.53 GHz
available frequency steps: 2.53 GHz, 2.53 GHz, 1.60 GHz, 800 MHz
available cpufreq governors: powersave, userspace, conservative, ondemand, performance
current policy: frequency should be within 800 MHz and 2.53 GHz.
The governor "ondemand" may decide which speed to use
within this range.
current CPU frequency is 2.53 GHz (asserted by call to hardware).
cpufreq stats: 2.53 GHz:25.48%, 2.53 GHz:8.08%, 1.60 GHz:7.43%, 800 MHz:59.01% (9170)



とりあえずこのあたりで常用してみることにしてみます。
まだ負荷かけてテスト、とかしてないんですが、常用で落ちたりエラーログ吐いたりは(今のところ)してないですし。

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k10ctlを使ってLinux上でPhenomⅡの低電圧化を試みる

PHCがUpdateされてなくて、前回(メイン機にもLMDE)はk10Railgunを使って低電圧化してましたが、k10ctlなるものがあるらしいと嗅ぎつけました。
どうも本家サイトは閉じちゃってて、今はSource ForgeからしかDLできないっぽい?
k10ctl

参考
Overclocking(Ubuntu本家フォーラム)
K10ctl(Arch wiki)
やっぱこーいうの日本語情報少ないよねー。

以下、ハードウェアを壊すこともあるかもしれないので意味がよくわからない人は真似しないでください。
実行環境はPhenomⅡx4 970 BE +M4ATD+DDR3 1333 2Gx3(前回1Gx4って書いてたけど間違い)
LMDE201403.。カーネルは3.11.2−AMD64。

1.なにはともあれDL
k10ctlからk10ctl.tar.gzをDLして展開。
中身はCOPYING Makefile Readme k10ctl k10ctl.pas
どうやらMake installもできそうな気配だけれど、このまま k10ctが実行ファイルになっているのでそのまま実行でも使えます。
Read Meは読んどくべきだけど、あまり親切なものではないです。
しかしながら基本的な使い方は書いてあるのでしっかり読んどきましょう。

2.準備
k10ctlのディレクトリに移動して動かす準備。
modprobe msrしてからmsr kernel moduleがちゃんと読み込まれてるか確認してみます。

$ cd k10ctl/
$ sudo modprobe msr
$ ls -l /dev/cpu/*/msr
crw------- 1 root root 202, 0 5月 4 14:49 /dev/cpu/0/msr
crw------- 1 root root 202, 1 5月 4 14:49 /dev/cpu/1/msr
crw------- 1 root root 202, 2 5月 4 14:49 /dev/cpu/2/msr
crw------- 1 root root 202, 3 5月 4 14:49 /dev/cpu/3/msr
$ ls -l /proc/bus/pci/00/18.3
-rw-r--r-- 1 root root 4096 5月 4 14:49 /proc/bus/pci/00/18.3



この時点でk10ctl実行すると簡単なヘルプが見られます。Read Meの内容と同じ?

$ ./k10ctl
Warning:
USE THIS PROGRAM AT YOU OWN RISK. IT MAY DAMAGE YOUR HARDWARE.

Usage:
k10ctl -h This help
k10ctl [-] Print a lot of information about CPU(s) (-)
k10ctl [-] -a Print DSDT template for CPU(s) (-) using P-State MSR's
k10ctl [-] Set the P-State for CPU(s) (-)
k10ctl [-] [parameters] Configure the P-State for CPU(s) (-), see below

Parameters for the P-State configuration:
-nv Nothbridge VID (0..127)
-nd Nothbridge DID (0..1)
-cv CPU VID (0..127)
-cd CPU DID (0..7)
-cf CPU FID (0..63)
-p Power dissipation in mW

Examples:
k10ctl 0-3 Print a lot of information about cores 0-3
k10ctl 0-3 0 -nv 46 -cv 22 -cd 0 -cf 16 Set NbVid=46, CpuVid=22, CpuDiD=0, CpuFid=16 for CPU's 0-3 and P-State 0
k10ctl 0-3 0 Set P-State 0 for CPU's 0-3
k10ctl 0 -a Print a DSDT template for CPU 0


移行設定書き換えにはroot権限が必要なのでsuして(sudoでも可)
デフォルト設定確認

# ./k10ctl 0-3
VID interface mode: serial

CPU0
Current P-State: 3 Fastest P-State: 0
NbVid NbDid CpuVid CpuDid CpuFid UNb CpuMult UCpu PCore
P-State 0: 36 0 20 0 19 1100.0mV 17.50000 1300.0mV 27430mW
P-State 1: 36 0 28 0 12 1100.0mV 14.00000 1200.0mV 18240mW
P-State 2: 36 0 34 0 6 1100.0mV 11.00000 1125.0mV 12825mW
P-State 3: 36 0 52 1 0 1100.0mV 4.00000 900.0mV 3870mW
Low Limit: 124 1 124 0.0mV 0.50000 0.0mV
High Limit: 0 1 0 1550.0mV 0.00000 1550.0mV
Target: 36 0 52 1 0 1100.0mV 4.00000 900.0mV
Current: 36 0 52 1 0 1100.0mV 4.00000 900.0mV

VID interface mode: serial

CPU1
Current P-State: 3 Fastest P-State: 0
NbVid NbDid CpuVid CpuDid CpuFid UNb CpuMult UCpu PCore
P-State 0: 36 0 20 0 19 1100.0mV 17.50000 1300.0mV 27430mW
P-State 1: 36 0 28 0 12 1100.0mV 14.00000 1200.0mV 18240mW
P-State 2: 36 0 34 0 6 1100.0mV 11.00000 1125.0mV 12825mW
P-State 3: 36 0 52 1 0 1100.0mV 4.00000 900.0mV 3870mW
Low Limit: 124 1 124 0.0mV 0.50000 0.0mV
High Limit: 0 1 0 1550.0mV 0.00000 1550.0mV
Target: 36 0 52 1 0 1100.0mV 4.00000 900.0mV
Current: 36 0 52 1 0 1100.0mV 4.00000 900.0mV

VID interface mode: serial

CPU2
Current P-State: 3 Fastest P-State: 0
NbVid NbDid CpuVid CpuDid CpuFid UNb CpuMult UCpu PCore
P-State 0: 36 0 20 0 19 1100.0mV 17.50000 1300.0mV 27430mW
P-State 1: 36 0 28 0 12 1100.0mV 14.00000 1200.0mV 18240mW
P-State 2: 36 0 34 0 6 1100.0mV 11.00000 1125.0mV 12825mW
P-State 3: 36 0 52 1 0 1100.0mV 4.00000 900.0mV 3870mW
Low Limit: 124 1 124 0.0mV 0.50000 0.0mV
High Limit: 0 1 0 1550.0mV 0.00000 1550.0mV
Target: 36 0 52 1 0 1100.0mV 4.00000 900.0mV
Current: 36 0 52 1 0 1100.0mV 4.00000 900.0mV

VID interface mode: serial

CPU3
Current P-State: 3 Fastest P-State: 0
NbVid NbDid CpuVid CpuDid CpuFid UNb CpuMult UCpu PCore
P-State 0: 36 0 20 0 19 1100.0mV 17.50000 1300.0mV 27430mW
P-State 1: 36 0 28 0 12 1100.0mV 14.00000 1200.0mV 18240mW
P-State 2: 36 0 34 0 6 1100.0mV 11.00000 1125.0mV 12825mW
P-State 3: 36 0 52 1 0 1100.0mV 4.00000 900.0mV 3870mW
Low Limit: 124 1 124 0.0mV 0.50000 0.0mV
High Limit: 0 1 0 1550.0mV 0.00000 1550.0mV
Target: 36 0 52 1 0 1100.0mV 4.00000 900.0mV
Current: 36 0 52 1 0 1100.0mV 4.00000 900.0mV



Pstate 0-3の4段階で電圧を見ています。
Parameters for the P-State configuration:
-nv Nothbridge VID (0..127)
-nd Nothbridge DID (0..1)
-cv CPU VID (0..127)
-cd CPU DID (0..7)
-cf CPU FID (0..63)
-p Power dissipation in mW
とあるように、NBとCPUの電圧、クロック -nv -cv -cf とオプションつけて実行で変えられます。
じゃあやってみましょうかね。

・低電圧化実行
WindowsでK10Stat使って出してた設定を参考にちまちまやっていきます。
970BE載せ替え&兜クーラーIYH&K10Stat(適当のときに(適当に)出してますね。
P0 3500 1.2500v
up 80 down 60
P1 2800 1.1250v
up 70 down 50
P2 2200 0.9750v
up 60 down 40
p3 800 0.7875v
up 300ms down 500ms

up downは指定できないけど、電圧は参考になるのでこの辺を狙いましょう。
k10ctlを使う場合、この独特の数字がいまいちよくわからないのでちょっと慎重に。とはいえ各P-Stateを見るとデフォルトでどの数字を指定するとどれくらいの電圧になっているかは見られますので、そのあたりも参考に。
一応Read Meには
In serial VID interface mode it is

if vid>=124 then U=0 mV
else U=1550mV - vid*12.5 mV .

The CPU frequency multiplier is computed by

CpuMult = (CpuFid + 16) / (2^(CpuDid+1)).


とあるので1550mVー(入れた数字)*12.5mVになるのかな?
1550mV −24*12.5=1200mV ってことか。
やったことある方はお分かりでしょうが、こういった作業をしていると一回の打ち間違いもしくは攻め過ぎで一撃強制シャットダウンとかあるのでご注意を。(今の所俺は大丈夫

まずはP-State 0(最大クロック3.5Ghz)のところ、デフォルトで CPU VID20でUCpu1300.0mV になってますので、これをP-State1のCPU VID 28で1200mvになってるあたりとか参考にして・・・

# ./k10ctl 0-3 0 -cv 24
# ./k10ctl 0-3
VID interface mode: serial

CPU0
Current P-State: 3 Fastest P-State: 0
NbVid NbDid CpuVid CpuDid CpuFid UNb CpuMult UCpu PCore
P-State 0: 36 0 24 0 19 1100.0mV 17.50000 1250.0mV 26375mW
P-State 1: 36 0 28 0 12 1100.0mV 14.00000 1200.0mV 18240mW
P-State 2: 36 0 34 0 6 1100.0mV 11.00000 1125.0mV 12825mW
P-State 3: 36 0 52 1 0 1100.0mV 4.00000 900.0mV 3870mW
Low Limit: 124 1 124 0.0mV 0.50000 0.0mV
High Limit: 0 1 0 1550.0mV 0.00000 1550.0mV
Target: 36 0 52 1 0 1100.0mV 4.00000 900.0mV
Current: 36 0 52 1 0 1100.0mV 4.00000 900.0mV
(以下略


ふむ、変わりましたね。もうちょっと攻められそうです。
同じようにP-state1〜3もちまちまいじって、結果を見て更にいじってなどしていきます。
結果的には

# ./k10ctl 0-3 0 -cv 28
# ./k10ctl 0-3 1 -cv 34
# ./k10ctl 0-3 2 -cv 48
# ./k10ctl 0-3 3 -cv 60
# ./k10ctl 0-3
VID interface mode: serial

CPU0
Current P-State: 3 Fastest P-State: 0
NbVid NbDid CpuVid CpuDid CpuFid UNb CpuMult UCpu PCore
P-State 0: 36 0 28 0 19 1100.0mV 17.50000 1200.0mV 25320mW
P-State 1: 36 0 34 0 12 1100.0mV 14.00000 1125.0mV 17100mW
P-State 2: 36 0 48 0 6 1100.0mV 11.00000 950.0mV 10830mW
P-State 3: 36 0 60 1 0 1100.0mV 4.00000 800.0mV 3440mW
Low Limit: 124 1 124 0.0mV 0.50000 0.0mV
High Limit: 0 1 0 1550.0mV 0.00000 1550.0mV
Target: 36 0 60 1 0 1100.0mV 4.00000 800.0mV
Current: 36 0 60 1 0 1100.0mV 4.00000 800.0mV

VID interface mode: serial



クロックも含めるとまだまだ設定詰められそうな気もしますがとりあえずはこのあたりかな。
ちなみにP-State 3にcv62を指定したところ落ちはしなかったものの

Message from syslogd@tmin-pc at May 4 16:11:32 ...
kernel:[ 5408.524658] [Hardware Error]: MC1 Error: Parity error during data load.
(以下略


とかいつもの(おい)エラーが出たので60に戻しました。(たぶん0.8v切るとエラーが出るんだと思う

この間、Conkyやらsensorsで監視しながらやるのは必須ですね。

$ sensors
k10temp-pci-00c3
Adapter: PCI adapter
temp1: +38.5°C (high = +70.0°C)
(crit = +90.0°C, hyst = +88.0°C)

atk0110-acpi-0
Adapter: ACPI interface
Vcore Voltage: +0.79 V (min = +0.80 V, max = +1.60 V)
+3.3V Voltage: +3.31 V (min = +2.97 V, max = +3.63 V)
+5V Voltage: +5.08 V (min = +4.50 V, max = +5.50 V)
+12V Voltage: +12.05 V (min = +10.20 V, max = +13.80 V)
CPU Fan Speed: 544 RPM (min = 600 RPM, max = 7200 RPM)
Chassis Fan Speed: 1486 RPM (min = 600 RPM, max = 7200 RPM)
Power Fan Speed: 0 RPM (min = 600 RPM, max = 7200 RPM)
CPU Temperature: +41.0°C (high = +60.0°C, crit = +95.0°C)
MB Temperature: +40.0°C (high = +45.0°C, crit = +75.0°C)



Make file見てみたけど、多分make installするとフツーにコマンドとしてk10ctlが使える(rootで)ようになるみたいな感じ。
BEなので倍率ロックフリー、OCもこれで行けるかと思ったけど
# ./k10ctl 0-3 0 -cf 20
してもモニタリングで最大は3.5Ghzのままだった。
Ubuntuの本家フォーラムの最後の投稿が

But the CPU frequency scaling monitor, lscpu and cpuinfo all show that frequency stays at stock 3.1 GHz. Any ideas?


となってるので俺だけではない模様?
他のP-Stateでもどーもクロック変更は効いてないみたい?

* It can modify the P-States, i.e. alter processor and the northbridge
frequencies and voltages;


とRead Meにはあるので対応がまちまちなのかもしれないですし、BIOS設定が何かしら必要かもしれません。

とはいえk10railgunよりも現状安定してる感じ。(k10railgunはまだα版のままですし)
結局# modprobe msr してからコマンドラインで指定するという手法は全く同じなので、一行で全State指定できるという点ではk10railgunのほうが上な気もしますが、ちょっとうちの環境ではよくわからないエラー吐いてることがしばしばあった(しかしちゃんと動作はしている)のでちょっとの間k10ctl使ってみて比べてみようと思います。

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