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一連の薬物報道にみるメディアの悪。経験者より。

この夏マスコミが騒ぎまくった芸能人の一連の薬物事件、裁判結果が出たら書こうかとは思っていたが、基本的にこのブログはPC関係のブログで、そのテーマ上迷ってたのも事実。
でも書くことにしました。ある程度アクセスがあるこのブログだからこそ、多少なりとも真実を伝えられたら、また、今闘ってる人たちに少しでも役に立てれば、という思いからです。(でももめそうなら別のブログでも立ち上げるかww

あの報道過熱の真っ最中、麻薬・覚醒剤、罪に刑罰も必要だけど病に治療はもっと必要じゃないのかなという記事を書きました。
過熱の方向が明らかに間違っていて、そのことに怒りを覚えていたからです。
前の記事から、分かる人は分かったと思うんだけどはっきり告白します。俺は経験者。断薬期間はいま大体7年半になります。ずいぶん落ち着きました。もう2度と手を染めることはないでしょう。それほどの辛い思いを越えてきたし、もう絶対に戻りたくないから。
で、あの報道過熱の時期、久しぶりにフラッシュバック的な感覚があり、また、最悪な時期の夢を見たんです。ここ数年、ずっと落ち着いてたのに。
なぜか?それはやはり煽るような偏向報道、実際を知りもしない人間が好き勝手なことを言うTV。マスコミの興味は薬の効用、使い方、入手経路、人が堕ちていく過程であって、薬の怖さ、なぜ手を出すことになってしまったのか、なぜハマって行くのか、脱却するためにはどうするのか、そして今闘っている人たちについては全く興味がないように見えたから。
結局これでは興味を引き、おもしろおかしくまくしたてるだけで、問題提起にも、問題解決のためにもつながっていないんです。身近に闘っている人がいる方、今闘っているかたは非常に辛い思いをされたことでしょう。

個人的に遅すぎると思ったが、BPOが動きました。

BPO、薬物報道に要望

 放送倫理・番組向上機構(BPO)の「放送と青少年に関する委員会」は2日、一連の芸能人の薬物事件に関するテレビ報道について「連日過熱ともいえる長時間の報道がなされ、量や内容に疑問を抱かざるを得ない」として、青少年への影響を考慮して番組を制作するよう民放キー局とNHKに要望した。

 同委によると、視聴者からBPOに「芸能人の覚せい剤事件ばかりをいつまで放送し続けるのか」「ただ青少年に興味を与えているだけ」などの批判的意見が500件以上寄せられたという。(02日 23:38)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20091102AT1G0202602112009.html


詳しくはpdfファイルで見ることができる。
http://www.bpo.gr.jp/youth/decision/011_yakubutsu.pdf

まず、俺自身、一番怒りを覚えたのがあるTV番組でのダルクに入所している方へのインタビュー。
番組名はもう忘れてしまいましたが、その番組では、今現在、依存を断ちきろうと必死になっている人たちに、MDMAの効果について聞いていました。
「テンションが上がり、踊りださずにいられない」との回答でしたが、放送はほぼそれのみ。
ハマって行った過程、底つきのつらさ、止める決心をしたきっかけ、止める過程での戦いと苦労、そこが一番重要なのに、それについては一切放送なし。インタビュー自体がそれだけだったのかは知りませんが。
今、依存と闘っている人が、その依存の原因となった薬物の効用について答えるのがどんなに辛いことか!これは抜けようとしている全ての人たちへの侮辱としか思えない。
そして、知らない人がこれを見たとき、興味を抱いてしまうのは当然のことでしょう。
ダルクは薬物依存と闘う方達の自助グループ。そのなかで、仲間を作り、普通の生活を取り戻し、立ち直るためのグループです。ならば、立ち直るための意見を聞くべきであって、このような取材はダルクをはじめとする依存症救済施設など、全てに対する侮辱としかとらえられませんでした。
全国ダルク
全国薬物依存症者家族連合会

薬物の専門家が登場した番組も少なくありませんでしたが、そこでも焦点は「使い方」だったり「効果」だったり。依存の形成過程、依存の辛さと危険性、立ち直るために必要なことについて触れていたものはほとんどなかったんです。

俺は自分の過ちは認めています。取り返しはつかない。でも、今後普通の人たちが手を出すことを止められるなら、また、今闘っている人の助けになるなら、できることはしたいと思っていますが、あの様な形で取り上げられるのは残念でならない。この夏は悔しさと、怒りと、やりきれなさでいっぱいでした。

一部、まだネット上に残っているニュース記事について検証してみよう。ここからは経験は踏まえた上であくまでできる限り中立的に。

★「気持ち良く仕事の疲れ飛ぶ」=酒井容疑者が供述-覚せい剤使用で追送検・警視庁

・女優酒井法子容疑者(38)の覚せい剤取締法違反事件で、同容疑者が使用の動機について
 「夫に勧められて気持ちが良くなり、仕事の疲れも飛んだ」との趣旨の供述をしていることが24日、
 捜査関係者への取材で分かった。

 警視庁は同日、自宅で覚せい剤を使用したとして、同法違反(使用)容疑で追送検。常習的な
 使用だったとみて調べている。

 東京地裁は同日、同法違反(所持)容疑で再逮捕された夫高相祐一容疑者(41)について、
 9月2日まで10日間の拘置を決定した。
 捜査関係者によると、酒井容疑者は逮捕直後、「昨年夏に夫に勧められ、数回吸った」と
 話していたが、「昨年夏以前にも使った」と供述。高相容疑者は「4年ぐらい前に勧め、妻も
 吸っていた」と話していた。
 さらに、酒井容疑者は動機について「夫に勧められ、覚せい剤を使ったところ、高揚して
 気持ちが良くなり、仕事の疲れなども吹き飛んだ」との内容を語ったという。

 高相容疑者は「妻は一人でも覚せい剤を吸っていた」とも供述。同庁は夫婦で多数回の
 使用をする一方、酒井容疑者の単独使用もあったとみている。 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090824-00000259-jij-soci


もう元記事自体は消えているけれど。
これ、この供述自体に報道価値は全くない。
なぜかというと、「気分が高揚し、疲れを感じなくなる」というのは当然の効用。「バファリンを飲んだら頭痛が和らいだ」と同じ程度の当たり前のこと。
これを記事として価値を持たせるならば、例えば社会問題的視点からなら「この効果は一時的なもので、あとから前借りしていた分の精神力、体力のつけが回ってきて非常に辛い状態に陥る。それを逃れるため、また薬に手を出さなければ日常生活に支障が出ることすらある。そして徐々に量と頻度が増えていき、依存に陥っていく。この過程は個人差があるが、なるべく早く、どこかで断たなければ重度の依存に陥る危険性は高く、依存状態に陥ると「使っていてやっと日常生活が送れる」、使っても効果が得られず、鬱、不安神経症、睡眠障害、妄想など、様々な「裏の顔」とも言える副作用が現れることも少なくない。」といった程度の説明が必要でしょう。
また、捜査の進展としてならば、「これは典型的な覚醒剤使用の一次的効果であるため、容疑者が使用していたことを少なくとも強調できる供述証拠として扱われる可能性がある」くらいの説明が必要でしょう。
これがないのはCMと同じ。一次的な効果のみを強調して報道を垂れ流すのは一日中宣伝してるのと同じ行為です。

ワイドショーなのでアレだが、

「覚せい剤抜く」病院へ電話すると… 酒井法子事件
そのナゾとは、逮捕された夫の高相容疑者から渋谷に呼び出された酒井容疑者がいったん自宅に帰った後、最初に行った場所が東京・新宿区歌舞伎町に隣接する大久保。

逃走の出発点がなぜ大久保なのか?? 取材をすると出てきたのが、覚せい剤を抜く処置をしてくれる病院の存在だった。

さらに、覚せい剤を抜くために病院を訪れた経験があるという女性の生々しい証言も。

「知人に教えられて病院に行った。奥の部屋に通されると、1人掛け用のソファが10から15ぐらい並んでおり、そこに座らされ点滴をやられた。何の点滴か分からないが血管が痛くなり、そのうち意識が遠くなっていつの間にか寝てしまった」

「この間2、3時間。終わってみるとそれまで人と目を合わせられなかったのが、合わせられるようになり視界が明るくなった」

この女性は、この点滴で覚せい剤反応が尿から検出されないということも聞かされたという。

「覚せい剤を抜く処置をする病院として有名で、警察の捜索が入るという情報を得ると、まずその病院へ行きます。私が訪れた時も、明日ガサ入れ(家宅捜査)が入るからといって抜きに来た人がいました」

この女性に付き添ったという知人の男性も登場し「病院は(覚せい剤を)やめさせる処置は取っていない。シャブの循環構造の1つになっている」と憤る。

で、リポーターがその病院に電話取材した。「覚せい剤の治療をしてくれると聞いたんですが、どんな治療を?」に、医師らしき男が「電話ではそういうことはお答えできません。いま忙しいので……」。

このあと直撃取材すれば言うことはないのだが、取材はこれで終わり。酒井容疑者がこの病院を訪れたかどうかは確認が取れなかった。

小木逸平アナが「一般の病院なら『ハッ なに言ってるの?』となるんでしょうが、この病院は否定しませんでしたね~」。

呼応するように作家の吉永みち子が「治療ではなく、さらなる拡大のため、いざという時はここがありますよという安心を提供しているわけで、汚染の深さに愕然としますね」と。

証拠隠滅に病院が手を貸しているのかどうか分からないが、キャスターの赤江が「こういう病院があるということについて警察は調べないのですかね~」と疑問を。

それにしても次から次へと新事実が。漫画家のやくみつるは「もう新しい話は出てこないだろうと思っていると次のステップへ。この事件はそれがあり過ぎます」と嘆いた。


さて、この記事、実は間違いだらけです。
まず、尿検査を逃れるための薬があるのは事実。病院の存在は知りませんが。処方薬ですが、一部の売人が扱っていることもあります。
とはいえこの薬というのは解毒剤。代謝を高めるだけのもの。グルタチオン
錠剤と点滴がありますが、万能ではありません。尿検査を逃れる可能性を高めるもの、といった程度でしょう。(俺は使ったことないけど)
>明日ガサ入れ(家宅捜査)が入るからといって抜きに来た人がいました。
ということは、この病院があるのが事実だとしても、失踪から1週間も逃亡する必要はなかったわけです。(本来数日かかるもので、「明日」の検査に間に合うとは思えませんが。)
つまり、抜く薬、タチオンを使っていれば、数日後の逮捕状が出る前に出頭できたはず。
なので、1週間逃亡していた、という事実から、この病院(実在してたとして)を利用したことも、タチオンを使っていたことも考えにくいでしょう。
また、これはあくまで尿検査を逃れるために体から薬の成分を抜くだけの薬であって、禁断症状や依存を和らげるものでもない。しかも覚醒剤の依存は精神的依存のみ。
よって「終わってみるとそれまで人と目を合わせられなかったのが、合わせられるようになり視界が明るくなった」も考えにくいことです。
さらに言うなら、「一般の病院なら『ハッ なに言ってるの?』となるんでしょうが」のコメント。ならないでしょう。
精神科で薬物をはじめとする依存症の治療を真面目に行っている病院だって存在します。少ないけれども。
入院、通院により、カウンセリング、投薬を中心に安定させていく、そういう治療を行う病院。で、病院には守秘義務があるので、患者の個人情報につながりかねない部分をマスコミなどに話すはずがありません。
警察が正当な手続きを踏んできた場合は別ですが、通常医者に正直に「薬物依存です」と言っても通報されることはまずありません。
以上のことから、このような不確定な情報に基づいて出演者が考えを話し、議論するのは全くの無意味、井戸端会議以下と言いきれます。

【酒井法子覚醒剤】押収された吸引用ストローは42本
2009.8.10 16:47
警視庁渋谷警察署に移送された酒井法子容疑者(斎藤浩一撮影)警視庁渋谷警察署に移送された酒井法子容疑者(斎藤浩一撮影)

 女優の酒井法子容疑者(38)が覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで警視庁に逮捕された事件で、酒井容疑者の東京・南青山の自宅から押収されたストローは42本だったことが10日、捜査関係者への取材でわかった。

 覚醒剤の吸引用に使われたと見られる。


保管されていた状態が分かりませんが、そもそもストローというものは50本、100本などのセットで売られているでしょう。つまり、この記事の本数には記事として価値はない。
これを記事とするならば、このストローが自宅のどこから発見、押収されたもので、どういう状態だったのか、をはっきりさせないとならない。それによって使用状況が分かるのだから。
例えばこのうち数本が寝室に隠されていた、とか。
子供が同居していて、子供が使いかねないところに「吸引用」ストローを保管してたとは考えられないでしょう。
実際この中に成分が検出されたものがあるという情報もありましたが、ならば同じものを数回使用してるということ。
本人の供述によると(供述の信憑性は別として)頻度は月に数回。ならば1本を3回使用したとして、5年分になります。数年分のストローを買い貯める人は現実的に考えてほとんどいないんじゃないでしょうか?
さらに言うなら「覚醒剤の吸引用に使われたと見られる。」の部分。この見解は警察の見解なのか、記者の見解なのか、それとも他の誰かなのか、ここははっきりさせなければならない部分。
警察ならば根拠がなければならない。記者でも同じだが、記者または報道側の人間の見解ならば、それは素人の推論をあたかも警察の発表のように見せる演出となり、これは印象操作とも捉えられるからです。

このように、この事件に限ったことではないけど、最近の報道から真実を見つけるには、文章や発言の内容を因数分解して検証していく必要があります。ここまでやらないとメディアに踊らされてしまう。これは問題なんです。
TVに至っては、背景、テロップ、再現VTRと、演出はさらに多岐に渡ります。これを冷静に分析しなくては真実は見えてこない。

実際、供述自体には疑問点は多々あります。
例えば「月に1~2回」の使用では、激ヤセすることも、「止めたくても止められない」状況に陥ることも少ないと思います。
また高相の「レイブ会場で拾った」もかなり疑問。吸引具とはガラス製のパイプ。これが割れずに落ちているということも、モノと一緒にあることも考えにくい。また、「拾った」のであれば、覚醒剤と分かるのか?と。別の薬物であることも、異常な混ぜものが入っている可能性だって非常に高い。まぁ、覚醒剤だとは経験者ならわかるかとは思うけど。少なくとも「落ちてる」こともそれを「拾う」ことも、さらに「使う」ことも可能性としては限りなく0に近いでしょう。

もし報道が「真実を明かにする」目的ならば、このあたりに焦点を当てるべきで、もし「社会への影響」を目的とするならば、危険性、薬物依存というものとそれとの戦いに焦点を当てるべきだったのです。
しかし、それはなされることなく、BPOの勧告によって、ただ報道が減ってしまった。何の解決にもなっていない。
多くの人たちに影響を与えるメディアだけに、ただの視聴率稼ぎでなく、「なにが事実なのか」と「今後どうするべきか」を本気で考えて報道してもらいたい。(これは薬物に限ったことではないけれども。)

やめるために必要なことは
・薬関係のつながりを断つ。携帯変える、履歴は消す、メアドも変える、必要ならば引越も。簡単に手に入る状況を捨てましょう。
・適切な治療を受ける。睡眠障害は残りやすいけど、睡眠導入剤で簡単にコントロールが効きます。これだけでかなり楽。あとは必要に応じて抗不安、カウンセリングなどなど。
・普通の友達を作る。で、その人たちと一緒にいる時間をとる。普通の生活の幸せさが実感できる。ま、対人恐怖がある人はゆっくりやってけばいい。
・できれば普通の仕事につく。これも上と同じ。最初は人間関係希薄なとこで短時間のバイトでもいいから。しばらくはリハビリのつもりで。
・虫が沸いたときは相談できる人がいればその人と一緒にいたほうがいい。一人になると危ない。睡眠薬で寝てしまうのも有効。
・運動、趣味など、紛らせるもの、打ち込めるものがあれば最高。ないなら徐々に作ってくといい。

また、最後になりますが、今闘ってる人たち、少しずつでいいから頑張って。ほんとに。
焦らなくていい。追いつめなくてもいい。まともに生活できるようになれば、まともに考えられる。過去も将来も。
すぐには無理でも、いいじゃん。5年くらいかけてリハビリ、上等だよ。
そこから、今までの「壊し続けた人生」から「作れる人生」に変わるんだぜ。普通の人より後ろからのスタートになっちゃうけどね。
おれだって、全部とりもどすことなんてできなかったけど、今はあの頃からは想像つかないほど普通の生活送ってるんだから。きっとできるよ。

※いつの間にか全国薬物依存症者家族連合会からリンクを頂いていました。ということで。記事分析を中心に誤解されそうな表現があった部分につき、より中立的になるよう、また誤解を招きにくいよう、自分なりに考えて若干書き加えをしました。ご了承ください。(12/2)



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Grub2とStartupmanager。あとアップグレードした時の旧Grubとの共存とか置き換えとか

以前、といってもβのころはGrub2に対応してなかったようで、トラブルを招いたStartupmanager。(削除、新規インストールされるパッケージを確認してなかった俺が悪いんですがww
ま、あの頃はβだったしね。
GRUB2の設定がいみふ
Ubuntu9.10(GRUB2)ではstartup managerは鬼門なのかな?
今はしっかり改善されて、どうやらほぼ設定は効くみたい。
それはそれとして。フォーラムやいろんなとこの意見やら発言やらで、やはり9.04から9.10にアップグレードした際にはGrubが変わったことによるトラブルも少なくないようで。ここは俺はシステム領域は結局クリーンインストール(別パーティションの/homeはそのまま)したので無縁だったのですが。
Ubuntu Weekly Recipeで非常にわかりやすい記事が出てます。
Ubuntu Weekly Recipe 第97回 複数のOSを使う(3)GRUBを使ったデュアルブート,GRUBの設定
というわけで、これを読んで理解が深まった部分もあるし、Startupmanagerについては設定項目をいくつか試してみて、反映される範囲もだいたい検証できた(と思うw)ので記事にまとめてみようかと。

まずはWeeklyRecipeの受け売りですがw
アップグレードした場合でもGRUB 2を使用したいときは
$ sudo apt-get install grub-pc
で、チェーンロードの設定では必ず「はい」を選択すればGRUB Legacyのmenu.lstからGRUB 2をチェーンロードできることになるらしい。
この場合は、MBRに入っているのはGRUB Legacyのまま、Ubuntuのシステム上のパッケージとしてgrub-pcつまりGRUB2が入るわけですね。
なので、MBRにある旧GRUBが最初に起動されて、そのメニューのなかでGRUB2の設定ファイルを呼び出す、ってことになるようで。
GRUB Legacyが担当している部分もGRUB 2で置き換えるには
$ sudo upgrade-from-grub-legacy 
で、ブートローダのインストール先を指定とのことで。俺の環境ではすでにMBRにGRUB2が入ってるのでアレですが、実行してみると・・・
Screenshot-tmin@tmin-desktop: ~ここでどの設定を使うかを聞かれて・・・(通常は上2つのうちのどちらかでよいかと。新たにGRUB2入れるときは一番上がいいのかな?たぶん。ここ自信ありません。
この後英語の説明が現れ、「了解」を押すと、
Screenshot-tmin@tmin-desktop: ~-1なるほど。ここでGRUB2のインストール先のHDDを選択することになるようです。(俺の場合はsdbになるんだけど。
最後のインストール先の選択は絶対に間違ってはいけない項目なので、ディスクユーティリティでも使って確認しながらやるといいんじゃないでしょうかね?

逆に旧GRUBで復旧したい時は、9.04以前のLiveCDから起動して $ sudo grub から復旧できるはずです。
転ばぬ先に覚えときたいGrub再インストール

で、この後WeeklyRecipeの方では設定変更の色々が解説されていたんですが、せっかくなのでStartupmanagerがどこまで効くのか試してみました。
Startupmanagerについては以前何度か触れたのですが、Grubの設定をGUIで簡単にできるツール。
導入はSynapticか$ sudo apt-get install startupmanager でOKです。

まずは「起動オプション」タブ。
ここでの設定項目は、GRUB2の場合は/etc/default/grubに反映されるはずなので、これを見比べながら。
$ sudo gedit /etc/default/grub
待ち時間については問題なく反映されます。
GRUB_TIMEOUT=10 の10ってとこが待ち時間。これは設定した項目どおりに変更されています。

Screenshot-StartUp-Manager-1.pngデフォルトのOSについても問題無し。
GRUB_DEFAULT=0 ってとこがデフォルトのOSの指定をしているようですが、これは表示されるOSの上から順に番号をふっているっぽい。で、一番上が0。(1じゃないので注意!!
俺の場合

$ grep menuentry /boot/grub/grub.cfg
menuentry "Ubuntu, Linux 2.6.31-15-generic" {
menuentry "Ubuntu, Linux 2.6.31-15-generic (recovery mode)" {
menuentry "Ubuntu, Linux 2.6.31-14-generic" {
menuentry "Ubuntu, Linux 2.6.31-14-generic (recovery mode)" {
menuentry "Memory test (memtest86+)" {
menuentry "Memory test (memtest86+, serial console 115200)" {
menuentry "Windows 7 (loader) (on /dev/sda1)" {
menuentry "Ubuntu 8.10, kernel 2.6.29.4 (on /dev/sdb2)" {
menuentry "Ubuntu 8.10, kernel 2.6.29.4 (recovery mode) (on /dev/sdb2)" {
menuentry "Ubuntu 8.10, memtest86+ (on /dev/sdb2)" {


となってまして、試しにWindows7を選んでみると、GRUB_DEFAULT=6 に変わります。

で、ディスプレイの解像度。
これを変更すると、GRUB_CMDLINE_LINUX="splash vga=769"の数値のところが変わります。
これ、調べてみたら起動スプラッシュ時の解像度のようで。試しにVirtualBoxで変更して起動してみたら起動時、コマンドラインが流れる画面(に俺はしてるんだけど)の画面の大きさが変わりました。
まぁ、通常はいじってもたいして意味がない項目・・・なのかな?

で、以前のGrubでは「起動中にテキストを表示」にチェック入れれば、それで起動過程がテキスト表示されてた・・・はずなのですが、これはどうも効かないみたい?
なのでUbuntu 9.10(Grub2)でスプラッシュに起動過程を表示しようかで試行錯誤したあげくにコメントにて教えていただき、設定ファイル直接いじって表示するようにしています。


「外観」タブ。
Screenshot-StartUp-Manager-2.pngこれも問題なく反映されます。
これはUbuntu 9.10(Grub2)でスプラッシュに起動過程を表示しようかで設定変える前にいじってたんですね。
俺の場合は、KubuntuとUbuntuStudioのパッケージまとめて入れちゃったので、そのときにスプラッシュのテーマも一緒に入ってて、これは選択することができます。

「詳細」タブ。
Screenshot-StartUp-Manager-3.pngここではブートメニューの解像度を変更できるらしく、(無謀にも)実機で試してみましたが・・・

20091127060034.jpgぎゃーーーーー!!!!!
変更したら、なんか画面の左上に小さく表示されるようになっちゃいましたww
ま、機能的には問題ないんだけどさ・・・
ここは起動画面を美しく表示する方法《GRUB2》 独学Linuxブートローダを grub2 に入れ替える May the Source be with youで紹介されているように、設定ファイルいじってやった方がよさげな感じです。
あ、ここから設定ファイルいじって設定出せばいいのか?
いや、すんません。個人的に「ブートメニュー画面なんて数秒表示するだけだし、ちゃんとOS選択ができればそれでいいんじゃないの?」って考えなのでこの辺りはあまりやる気が・・・
なので興味ある方は上のサイトの紹介記事読んでいただくといいかと思います。両方、非常にわかりやすくまとめて下さってますので。

ということで、現状Startupmanagerは起動時のテキスト表示以外はきっちり機能するようです。
ま、以前menu.listでやってた設定変更は大抵/etc/default/grubでできるみたい。
よし、大分つかんできたぞ。Grub2。

関連記事
Grubの設定変更
転ばぬ先に覚えときたいGrub再インストール
GRUB2の設定がいみふ
Ubuntu9.10(GRUB2)ではstartup managerは鬼門なのかな?
Grub2の復旧とか
Ubuntu 9.10(Grub2)でスプラッシュに起動過程を表示しようか
Ubuntu9.10の設定色々。Grub2&日本語版セットアップヘルパ&ibusをSCIMに変更
【Project】GRUB2のOS選択画面背景変更【Mikunchu】
Ubuntuをインストールする前に・・・MBRの存在を知っておこう。
やはりよく使うLiveCDからのGRUB2再インストール
Ubuntu Alternate版のレスキューモードは結構使えるかも。
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ChromeOS、ですか。ま、アプローチとしてはありなんじゃないかな?

ちょっと出遅れましたが、ChromeOS。
ま、自分が使ってみたわけじゃないのでうちの記事としてはかなり適当な記事な部類に入っちゃうことになると思いますが。
Google Chrome OSが公開,OSSプロジェクト「Chromium OS」スタート

Webブラウザ「Chrome」の利用に特化したLinuxベースの軽量OS。新設計のウインドウ・システムとChromeを搭載し,各種機能をWebアプリケーションとして実現する。従来のOSと違ってユーザー自身がアプリケーションをインストールしたりアップデートしたりする必要がなく,セキュリティも確保しやすいという


基本的にはGoogle chromeブラウザ中心で動作するってことか。
SSを見てもほぼChromeと同じ感じで、Googleのサービス中心で、タブを開いて、やりたいことをクリックして、って使い方になるのかな?
ま、そろそろ各所でいろんな意見が出てますが。

『Chrome OS』がWindowsに勝る5つのメリット
では「Chrome OSの要点は、短時間で起動できる、小さくて高速なプラットフォームだ。目的はブラウザーを稼働し、そこからすべてのGoogleアプリケーションや、ユーザーがよく利用するウェブ・サービスを実行することにある。」と評価し、価格、速度、互換性、データの可搬性、新しいアプリケーションという点でメリットがあると論じられてます。
特に印象的なのは「ダウンロードできて、どのマシンにでもドロップできて、「とにかく動く」OSをGoogle社が作れたというのなら、われわれは究極のポータブルOSを得られたのかもしれない。」という段。

確かにOSというのは、とにかくちゃんと動いて、目的の「作業」ができることが重要なわけで、それが高速ならばなおよい、ってのが俺の考え方なんですよね。とするとここはかなり重要。
OSってのは極論すればハードとアプリの橋渡しをするものなんですが、ユーザーにとっては「そのアプリを使う」ことが目的のはずじゃなく、「その作業をする」ことが目的のはず。で、それがそれなりにできるなら、OSのセットアップやら、立ち上げ、終了に費やされる時間は少ない方がいい。
さらに言うなら、OS自体がなくても、ウェブブラウザなり、オフィスがあればそれでいいって考え方もできるし、これを進めると、ウェブブラウザでなくてもウェブページが閲覧できればいいし、オフィスがなくても表やら文書が作れればそれでいいって考え方もできます。(かなりの極論ですがww
「いや、ウェブ見るのがブラウザじゃん」「いや、表や文書作るのがオフィスじゃん」って反論が来そうですが、それは別に「そのOS上で動くそのアプリ」でなくても同じ作業ができればいいんじゃないの?ってことです。

戸田覚「Chrome OS」を速攻チェック~デフレに近い恐怖感!?~
こちらでは批判的な意見。
「電源を入れるとブラウザーが起動するだけなのだ」と。そこに拍子抜けしたらしい。
ま、この辺りは個人的な感覚の問題なのでまぁよい。やっぱり「使い慣れた操作」で作業するのがいい、って人たちは絶対に多いと思うし。
ただね、デフレに近い恐怖感を覚えるに至っては何がなんだか??

現時点でChrome OSが提供する世界は3~4世代は前である。それでよいという人もいるだろうし、否定するつもりはない。だが、メーカーがコストをかけて開発した素晴らしい製品が、適正なコストで販売されてこそ、次へつながるのだ。


ん?古いPCを再生できるOSがあるのはいいけど、OSは有償であるべきってこと?高く売るべきってこと?
さらに。

早い話が、Chrome OSが普及するときには、OSの存在価値自体が微妙になるだろう。もはやOSの役目は、ハードの制御とブラウザーを起動することだけになる。


俺としては、「いいじゃん。それはそれで」としか思えないんですよね。
OS自体は意識されなくてもいい。あなたがPCを使う目的は?ウェブ閲覧?メール?文書作成?
それってWindows上のIEやLivemailやOfficeやら使ってますよね?
Ubuntu上のFirefoxやThunderBirdやOOo使ってますよね?
別にそれが全部GoogleChrome上での作業になっても、同じことができて、それなりに互換性確保できてれば問題なくね?
Windowsの操作感や安心感が欲しいときにはWindows買えばいいし、Ubuntuがちゃんと動くスペックで、別のアプリで問題ないと思うならUbuntuでいいし、他のLinuxでもいいし、Webブラウザ上で事足りると思うならChromeOSでもいい。ま、選択肢が増えるのは別にいいんじゃないのと。
無料だから何?その分ハードに金かけれたり、企業で使うならコスト削減して利益あげれるじゃんと。経済効果を心配してるなら、それはそれで経済効果はあるでしょう。
そんなことより90%以上をWindowsが占めている独占状態の方が不健康であるわけで。
とまぁ、俺個人としてはツッコミどころ満載だったりするわけでw

Google Chrome OSは、8割くらいなら充分使えることになるのかも:オープンソース版chromium OSのソースが公開
U-bonさんのとこでは「Google Chrome OSの出現によって、簡単なことはWebで行える。80%程度の作業はChrome OSで充分となりそうです。」と。
まぁ、僕も同じ印象ですね。
マニアックないじり方してる分、僕はOSが必要になるとこ多いんですが、それは自作erでかついじることそのものに楽しみを見出してるわけで。
実際のとこの用途は音楽、動画、ウェブ、2chといたってフツーな遊び道具ですからww

ChromiumOS、らしい
Officeをメインに使ってると、こんな印象になるのかね?
かおりんさんのとこでは、あいかわらず冷静な見方をされてます。
ま、これ見てこの記事をかかせていただいたわけですがww

まず、「入れ物」を開くんですね。
タブで新規のブラウズ用のタブなり、アプリケーションのタブなりを開く、と。
その中で基本作業をする、って考え方になるんでしょうね。


と、使い方を冷静に受け入れられてます。
実際使い勝手が変わるってのはユーザーにとってそれだけでマイナス要因になりうる、と俺は思うんだけど、それさえ慣れてしまえばあとはどーってことないんですよね。

この辺、Linuxユーザーの方が中立的に冷静に判断してる感じですなぁ。ま、当たり前といえば当たり前なんですが。
WindowsもLinuxも、できればMacも色々使い込んでみて、その中で自分に合ったものをメインで使えばいいんじゃないかな?その選択肢がさらに増えようとしてるだけ。それが割と革新的なものであっても、それはそれでいいことだと思いますよ。
なじんでみれば使い道は色々ありそうだな、ってのが俺個人の印象ですね。

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